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オディの農民一年生日記

新規に有機農業を始める体験をつづった日記です。素人が農業を始めて繰り返す試行錯誤を楽しんでください。

田植えが始まりました。

2009-05-25 23:01:14 | Weblog
5月16日から田植えが始まりました。
連日、たくさんの人たちに来てもらって
みんなで楽しく作業をしています。

これまで10日間で日帰り、泊まり両方で
42名が赤目に来て、田植えをしてくれています。

後2週間あるので、最終的には100名近い人が参加して
くれそうです。

参加者の多くが
「なれない作業でしんどかったけどとっても楽しかった」
「友達を誘ってまた参加したい」
「自然に癒されて元気になった」
等、喜んでくれています。

私が農業を始めた一つの目的。
たくさんの人に自然や農業に触れてもらい、
みんなで一緒に作業をしてもらうことで
環境問題、農業、食、楽しい生き方等々
いろいろなことを考えてもらうきっかけに
なればいいなということが実現していっています。

みんなの受け入れに協力してくれている嫁さん初め、
たくさんの人に感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございます。

黒米の苗

2009-04-29 16:57:09 | Weblog
4月15日に作った黒米の苗床に小さな芽が出だしました。
自分が植えた種が芽を出してくれたときは、
何度経験しても飛び上がるほどうれしい瞬間です。

ここ数日朝の冷え込みで元気に育ってくれるか心配ですが、
まずは芽を出してくれたことに感謝。

毎年そうですが、お米の苗を作るときに、
まずきちんと芽がでるのかどうか。
その後は寒さや乾燥に気をつけながら
少しでも健康な苗になるように心配りをしています。

黒米の田植えは、5月の下旬からなので、
それまでじっくりと育てていく予定です。

来年は普通のお米の苗も育てていこうと思っています。

一歩ずつ、自分の理想の農業に向かって進んでいます。

いのちの歌

2009-04-19 23:25:55 | Weblog
最近、お気に入りの一曲。

3月まで放映されていたNHKの朝の連続テレビ小説
「だんだん」の挿入歌。
茉奈佳奈のいのちの歌

この歌詞みたいにすべてのことに感謝しながら、
日々の生活を楽しんで行こうと思っています。

前回に続いて、
こんな夫婦になりたい
こんな生活をしたい
シリーズです。

生きていくことの意味 問いかけるそのたびに
胸をよぎるいとしい人々の暖かさ
この星の片隅で巡り会えた奇跡は
どんな宝石よりも大切な宝物
泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばいにいて 寄り添うあなたの影
二人で歌えば 懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けのやさしいあのぬくもり
本当に大事なものは隠れて見えない
ささやか過ぎる日々の中にかけがえない喜びがある
いつかは誰でもこの星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれていく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
その全てにありがとう この命にありがとう

うれしい一言

2009-04-15 09:17:26 | Weblog
12月7日に結婚して、忙しさにかまけて更新ができていません。

最近うれしいことがあったのでご報告を。

知り合いが女の子の友人2名をつれて赤目に来てくれたときのこと。
みんなで昼食、夕食を食べて、後片付けをしていると
「オディさん夫婦を見ていると私も結婚したくなってきた」
といってくれました。

うちの夫婦は
お互いに馬鹿を言い合いながら笑って過ごすこと
(かなりくだらない駄洒落を言って白い目で見られることも多いです)
できる限りお互いに感謝の気持ちを伝えること
(ありがとうが飛び交う生活を目指しています)
を心がけて生活しています。
(もちろん、時々けんかもしますが・・・)

そのことが初対面の人にも伝わって
いい夫婦だと感じてくれたことは
二人の結婚生活への信任をもらったみたいで
とってもうれしかったです。

「こんな夫婦になりたい」
「こんなお父さん、お母さんになりたい」
「こんな先輩、上司になりたい」
「こんな人になりたい」

そんなことを他人から言ってもらえるように
明るく、楽しく暮らして行こうと思っています。

お米作りのスケジュールが決まりました

2009-03-27 18:48:24 | Weblog
皆さん

こんにちは。オディこと羽鹿 秀仁です。
少し寒い日が続いていますが、日中の日差しはだんだん暖かくなってきてますね。もう春がそこまで来ていますね。

今年のお米作りの日程が決まりました。農業やお米作りを体験してみたい方、自然に触れてみたい方、田舎の空気に癒されたい方、是非赤目(鶴橋から近鉄で1時間、駅まではお迎えに行きます。車でこられる方は駐車可能です)にお越しください。
またお知り合いの方でご興味ありそうな方がおられましたら、こんな場所があるよとご紹介いただけるとうれしいです。

【お米作りスケジュール】
◆田んぼの準備 4月中旬~下旬
 あぜの補修や草刈を手伝っていただきます。また4月中旬に苗床の準備もします。
◆田植え  5月16日~6月7日
田んぼに入って手作業で苗を植えていきます。中腰での作業で腰は痛くなりますが、自分が植えた苗を見ると充実感があふれます。
(5月16、17日はふろむ堺のメンバーが、6月3、4日と6月6、7日はピースボートのメンバーが集まります。このため、5月16日、6月3日と6日は宿泊は難しいですが日帰りであればご参加いただけます)
◆草取り 6月下旬~7月一杯
 田んぼの草取りです。暑いさなかですが、田んぼの水に入って作業すると爽快です。昔ながらの田車を使っての除草作業も体験できます。
◆稲刈り 9月12日~10月18日
 一株ずつ稲を刈って、藁で縛り、はざにかけて乾燥させます。お米作りにとって一番うれしい瞬間です。
◆ 脱穀 10月初め~10月末
 はぜでじっくり乾燥させたお米をバインダーという機械で脱穀していきます。快適な秋の空の下で行う作業です。藁の香をかぎながらお米の収穫を実感できます。
(お米を充分に乾燥させないといけないので天候によって日程が変わります)
☆これ以外の日程でもいろいろな作業があります。
宿泊は無料、食事代は実費でその代わり農作業を手伝ってもらうことになります。
是非たくさんの方にご参加いただきたいと思います。
お待ちしております。
※できるかぎりこのスケジュールで行いますが、天候等によっては多少ずれることもあります。ご了承ください。

参加のお申し込み・お問い合わせは
hidehajika@nifty.com 又は 080-3101-0482
羽鹿 秀仁(はじか ひでひと)までお願いします。


オディ米の出荷は順調です

2008-10-27 22:44:10 | Weblog
皆さん

こんばんは。
オディこと羽鹿 秀仁です。

そろそろ秋の気配が漂ってきましたね。
ここ赤目でも山の緑が少しずつ色づき始め、もうすぐ紅葉の時期になります。日本の美しい自然を楽しめる季節の一つですね。

さて2008年度のオディ米の出荷が始まりました。10月10日から出荷を始め、現在注文をいただいている方には発送を終えました。今年のお米は3年間で一番おいしいとのご好評いただいております。

後、少しだけですが今年のオディ米が残っています。
よろしければ新たなご注文、あるいはお知り合いの方へのご紹介をお願いしたいと思っています。

有機農業をやっていて一番苦労するのが、販売面。どれほど素晴らしい作物を作っても売れないことには続けていけません。幸い、皆様に助けられて過去2年間、たくさんの人たちにおいしいお米を届けることができました。

私がお米作りをしているときに心がけていること。
1.何よりも安全な作物を作ること。
(農薬、化学肥料は一切使いません)
2.できるかぎり機械を使わないこと。自然と環境にやさしいお米作りに努力しています。
(田植え、稲刈り、除草はすべて手作業で行っています)
3.何よりも作物、自然、手伝ってくれる人、お客様に感謝してお米を作ること。
(どんな作物でも作り手の心を運ぶと思っています。できる限り笑顔で感謝の気持ちを持ってお米を作っています)
を心がけています。

こんな想いで作っているお米を一人でも多くの人にお届けしたいと思っています。

価格は
玄米 10kg 5,500円
白米 10kg 6,000円
送料は700円均一(10kg毎にいただきます)
地域によって差が出ますが、全国統一とさせていただきます。

ご注文、お問い合わせは
〒518-0737
三重県名張市安部田893
携帯 080-3101-0482
E-Mail hidehajika@nifty.com
までよろしくお願いします。


限界にチャレンジ

2008-09-26 22:03:46 | Weblog
今日は雨。

稲刈りも一休み。

今年の稲刈りは今、自分がやっている5反すべてを手作業でやってみようとチャレンジしています。稲を鎌で刈って、藁で縛って、はざに干していきます。

1反の田んぼの稲刈りを終了するのに5日ぐらいは掛かってしまいます。
もちろん週末には友人たちに来てもらって一緒に作業をしますが基本的には一人で作業をしていきます。

朝、6時に起きて、朝食を食べ、7時過ぎから作業を開始。
日が暮れる6時過ぎまで稲刈りをしています。
体はくたくたに疲れますが、とても充実感があります。

周りの人たちからは「なぜ機械を使わないのか?」とよく聞かれますが、自分の中にある生きる力を試してみたいと思ってもくもくと作業をしています。

昨日、親父と話す機会があって、昔の農作業の風景を聞くことができました。6月20日に田んぼに水を入れて、牛を使って代掻き、その後、田植えを家族総出でやっていきます。

稲刈りも夜明けとともに動き出し、明るい間に刈って、縛って、月明かりではざにかけていったといいます。

もしろん、その合間に、炊事・洗濯や農耕に使う牛の世話、野菜の種まきや苗立て、収穫をこなしていく。もちろん洗濯機もガスコンロもないので、火を沸かすところ、井戸から水を汲むところ、すべて手作業です。

同じように自分で稲刈りをして、初めてその大変さ、それをこなしていた親父たちの世代(昭和10年生まれです)のすごさを感じました。そして自分たち以降の世代に対する不安感も生まれてきています。

もし、石油や電気がなくなったら本当に生きていけるのだろうか?
それ以上に快適な生活に体がなまってしまって、本来、人間が持っているはずの動物としての生きる力(体力、恒常性維持力、勘、観察力等々)がどんどん失われていることを改めて思い知らされています。

肉体的にも、精神的にもきつい日々ですが、たくさんのことを学んでいます。そして本当に少しずつですが、自分が目指したい生き方が見えてきている気がします。

稲刈り~

2008-09-18 20:30:10 | Weblog
9月12日に稲刈りがスタートして早1週間。

前半は好天に恵まれていましたが、
ここ2~3日は雨が降ったり、やんだり。
雨の合間を見ながら稲刈りを進めています。

今年は夏好天に恵まれたこともあり、
いつもより1週間ほど早い稲刈りで、
人手が足りない・・・

いつもだとたくさんの人に来てもらって
わいわいがやがや稲刈りをするのに、
今回はここまで参加者がゼロ。

明日から徐々に参加してくれる人が増えてくるので、
一気に刈って行きたいと思っています。

台風が来ないことを祈りつつ・・・

オディ米の販売もスタートしているので、
また良かったら買ってくださいね。
(詳細は9月16日の日記をご覧ください)

オディ米の販売スタート

2008-09-16 10:54:13 | Weblog
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

秋の気配が近づき、食べ物のおいしい時期なって来ましたね。9月12日から稲刈りが始まりました。刈り取った稲ははざにかけてじっくり乾燥させ、その後脱穀、もみすりをして10月中旬には今年の新米をお送りできるようになります。

5月に田植えをして半年。太陽と雨の恵みを受けて元気良く育ちました。もちろん、農薬や化学肥料は一切使わずに栽培しています。ほとんど機械を使わず、たっぷり手間を愛情をかけたお米です。
今年は天気も良く、去年よりもいっそうおいしいお米ができたと思っています。

今年は燃料や農業資材の値上がりもありコスト的には厳しい年になりましたが、たくさんの人にお手伝いにきてもらったこともあり、今年は昨年と同じ価格で販売させていただきたいと思います。

価格は
玄米 10kg 5,500円
白米 10kg 6,000円
送料は700円均一(10kg毎にいただきます)
地域によって差が出ますが、全国統一とさせていただきます。

代金は
郵便振替又は銀行振り込みでお願いします。
振込先は品物を発送時にご連絡します。


ご注文、お問い合わせは
〒518-0737
三重県名張市安部田893
携帯 080-3101-0482
E-Mail hidehajika@nifty.com
までよろしくお願いします。

ご注文の際は
郵便番号、住所、氏名、電話番号、メールアドレス(あれば)のご記入をお願いします。

今年もたくさんの人のおいしい笑顔に出会えますように!!

困ったこと

2008-09-10 06:52:25 | Weblog
お米作りをして一番困っていること。

それがイノシシの被害です。
秋になると山から下りてきて、田んぼを荒らしまわります。

とたんで囲いを作って、ラジオを置いて、音を出したり、
花火を鳴らしたり、いろいろと工夫をしていますが、
なかなか被害はなくなりません。

昔は、こんなに人里近くまでイノシシが来ることはなかったそうですが、どんどん人里近くまで出没するようになったそうです。

地元の人によると山のほうにバイパスの道ができて、
イノシシの生息域が分断されたからではないかということ。

作物によってはサルや鹿の被害も続出。
年配の方が農業をやっているところでは
耕作放棄も始まっています。

自然も農業も断末魔の悲鳴を上げている気がします。
どこかで歯止めをかけなければ・・・・