海亀

浜辺を散歩しながら、ひとりごと...

宗像、胸形、

2014年05月25日 | インポート

Img_3841 『宗像神郡』

7世紀半ばころ、宗像大社の神主は

大宮司と呼ばれ、宗像郡司も世襲して、

祭政一致の強大な権力を持っていたようです。

奈良時代になると、神郡は8つになったのですね。

出雲大社、伊勢神宮(度相・多気)、鹿島神宮、香取神宮、安房神社、宗像大社、

日前(ひのくま)神宮・国懸(くにかかす)神宮(二つ合わせて日前宮ともいうらしい)

『3等以上の親族が同時に郡司の4等官を連任できない』というきまりの中で、神郡はそれが

許されていたということらしい。つまり、親子、孫、兄弟、姪などが同時に、神官をしながら、

市役所勤務もしている、みたいな(^^; いいなあ!これって最高じゃないですかあ!

ただ、『郡司』というのは、国司の下で郡を納める地方官とあるから、市役所よりも県庁勤め、てところかな?(どっちにしてもいい御身分だったんですねえ)


菖蒲の季節がまた

2014年05月22日 | インポート

18529_010 菖蒲の季節が

また

やってきました。

ここいらあたりでは

宮地嶽神社の

江戸菖蒲ですかね。

ところで、宮地嶽神社の祭神は、神功皇后と勝村とか勝頼とかで三神

と、いうが、そもそも、新羅に向かう途中、宮地嶽山頂で宗像三神を

祀り、戦勝を祈ったという表記もある。戦勝の後には宗像三女神を

ここに奉祀したという。後世になって神功皇后自身が合祀された。

もとより、神功皇后の存在自体を疑う風潮もあいかわらずだが、

天平勝宝4年(752年)新羅の王子金泰廉(こんたいれん)が来日し、

孝謙天皇の謁見を受けている記録がある。『新羅の王が供奉するのは

気長足媛皇太后(神功皇后)がかの国を平定した時以来のこと』と述べている。

倭国の天皇と新羅の王子の会話の中に、神功皇后の存在がお互いに認識され

ているということなのだ。公式の場における天皇の発言の記録として、『続日本紀』

にある。

神功皇后の墓も応神天皇の墓もしっかり存在するというのに、神話の隅に追いやる

史観というものは、もういい加減にしてもらいたいものだよね。


五月晴れの巣立ち

2014年05月19日 | インポート

Img_3839 風もなく、おだやかな日、

今朝、かささぎの子が

飛ぶのが見られました。

これで少しは静かに

なるかな?

とんびに猫に犬にと

警戒の鳴き声が

やたらうるさいのです。うちの犬の声もそうとう五月蠅いけどね。

最近は、巣作りに針金やハンガーを使うので、

時々落ちてきて車に当たったりするのも困りものなのです。(^^;

ところで、ゴーヤも、今年は早めに植えたので、もう50センチ

ぐらいに伸びてきました。新しい初々しさが始まる様子は、

とても良いものです。

気温も、早くも夏日を記録していますが、今年の夏は一体、

何度まで上がっていくのでしょうね?


かちがらすの子

2014年05月12日 | インポート

あれは3年前、家の横の電柱の巣から落ちた雛たち

の子の世代だろうか、また今年も落ちてきた。

Img_3837 九州電力に電話して

さっそく来てくれました。

今回は、高所作業車

ではなくて、人力です。

小雨降る中、命綱を

かけながらの作業は

とても大変そう。

やっと雛を1羽返したと思ったら、もう一羽が驚いたはずみで落ちて

しまった。それも上からつるした籠に入れて、やっと完了しました。

Img_3838早く一人前になって

飛び立て!


八所宮

2014年05月05日 | インポート

Img_3825                                                                   

花の季節です。

今年は藤が良い。                                  

Img_3832  Img_3820

Img_3827

写真は『八所宮』の檻に入った狛犬(^^;

八柱の神を祀っているのでこの名前。

ただ、その八柱がはんぱじゃない。

古事記のはじめに出てくる、国造りの神で、しかも八柱も一緒に、という

ところがすごい。由緒のパンフレットによると、

ういじにの尊、すいじにの尊、おおとのじの尊、おおとのべの尊、

おもだるの尊、あやかしこねの尊、いざなぎの尊、いざなみの尊

神武天皇東征の折に、赤い馬に乗った神が現れて道案内をした、

というのがこの地『宗像市赤間』の地名の起こりなのだそうです。