7世紀半ばころ、宗像大社の神主は
大宮司と呼ばれ、宗像郡司も世襲して、
祭政一致の強大な権力を持っていたようです。
奈良時代になると、神郡は8つになったのですね。
出雲大社、伊勢神宮(度相・多気)、鹿島神宮、香取神宮、安房神社、宗像大社、
日前(ひのくま)神宮・国懸(くにかかす)神宮(二つ合わせて日前宮ともいうらしい)
『3等以上の親族が同時に郡司の4等官を連任できない』というきまりの中で、神郡はそれが
許されていたということらしい。つまり、親子、孫、兄弟、姪などが同時に、神官をしながら、
市役所勤務もしている、みたいな(^^; いいなあ!これって最高じゃないですかあ!
ただ、『郡司』というのは、国司の下で郡を納める地方官とあるから、市役所よりも県庁勤め、てところかな?(どっちにしてもいい御身分だったんですねえ)