全州川から養士斉へ

2013-04-18 11:22:38 | 日記
全州川沿いから路地を抜けると郷校キルに出ます。さらに養士斉に出る路地を歩きます。

銀杏路から1本入った路地ですが、郷校キルから養士斉に出る路地界隈はこじんまりした韓屋が軒を連ね、
わたしのお気に入りのひとつです。
右手に「행복헌 幸福軒」という民宿が去年できましたが、その手前にも新しく民宿が登場しました。
「한옥 이야기 韓屋ものがたり」という民宿です。



韓屋マウルの名所を描いた塀の絵がかわいらしい韓屋でしたが、去年暮れから工事が始まっていました。
絵は半分ほど残ったでしょうか。

その手前も工事中ですが、やはり民宿でしょうか。



路地を隔てて右手にある民宿「차 마당 茶マダン」の庭です。木蓮が可憐で撮りました。



養士斉入り口に案内板ができました。「선비에게 길을 묻다 ソンビに道を問う」です。
ソンビとは儒教の道を実現する両班階級のことを指します。



時間がないのでオーナーに「来週また来ます」とあいさつして、養士斉をあとにします。



養士斉の隣も民家でしたが、ここも民宿になるのでしょうか。





郷校から全州川沿いに

2013-04-18 07:18:17 | 日記
郷校から全州川沿いに出ます。
まゆをかいた珍道犬「テバク」の数多い子供たちのうちの2匹。最近母犬を見かけません。



洗濯物がなびくのどかな光景。住んでいる人が洗濯物を干したり、人見物(その人をまた見物している人も
います)していたり。心和む楽しい散策です。





この家はまだ買い手がつかないのでしょうか。連絡先が書かれた垂れ幕がそのままです。



カンボジアやベトナムのいなかにあるような崩れかけたような(失礼!)スーパーもそのまま。
マウルの北側のおしゃれな商業エリアからこちらに入るとほっとします。
一観光客の勝手な願いですが、この生活感がしみついた界隈が壊されないことを望みます。
しかし、いつもの見慣れた風景をのんびりながめていたら、更地に出ました。



大門(道に面した家の門)がふたつある家の隣です。確か以前「野生花ギャラリー」という看板がかかった
韓屋だったような気がします。しばし呆然としてしまいました。
かなりの広さなので民宿や飲食店を作るのでしょうか?

そう言えば郷校寄り、大きなブランコの向かいに去年その名も「그네 クネ ブランコ」という民宿ができ
ました。去年の夏スケッチしていると、「珍道犬テバクの飼い主の家にいるのを見ましたよ」と声をかけ
てきた上品そうなアジュマ。
「コーヒーでも」と誘われ、お宅を見せてくれました。「夫が引退後何かを始めたいんだけど何がいいかし
ら」とアドバイスを求められました。その後お会いしていませんが、民宿をされたようです。

全州市が慢性的な宿泊施設不足を改善するために韓屋マウルの民家に民宿開業を奨励しているそうです。
郷校周辺は郷校の所有なので無分別な開発は控えると思いますが、少しずつ変化していくのでしょう。
去年の冬瓦を葺いていた家です。屋根の上の2羽の鳥がポイントの民宿「달빛 향 タルピッヒャン」のアジ
ュマの話ではカルククスの「남천마루 ナムチョンマル」の所有だそうです。



川沿いの道路拡張が決定したあともそれほど変わらないだろうと地元の人たちは言っていましたが、実際出
て行く人たちもいるので、昔ながらの姿をとどめることは難しいでしょう。









勉学にいそしむ儒学生たちに思いを馳せながら

2013-04-12 04:53:00 | 日記
郷校に着きました。人影もまばらで静寂に包まれています。















春の日、儒学生たちはサンシュュや桜の下で勉学に励んだのでしょうね。

もっと思いに耽りたい春の午後ですが、いかんせん残された時間がありま
せん。郷校から全州川沿いに出ます。







寒碧堂に寄り道

2013-04-12 04:27:58 | 日記
麒麟路を寒碧堂目指して歩きます。左手に慈満マウルの桜を見ながら。





ここにも「歴史探訪の道」があります。





全州川。



寒碧堂。



水面に揺れる木々。










4か月ぶりの慈満マウル その5

2013-04-12 03:08:44 | 日記
















若い女の子ふたり組を多く見ました。お互いにポーズを取って写真を撮るのに夢中です。







こんな風に大門(家の門)が開いていると入りたくなります。





ここから下り坂です。



洗濯ものと三輪車。
























木の階段の下、右側に進むと오복 수퍼 オボクスーパーがあります。見るたびにシャッターが閉まって
いましたが、この日は開いていました。ギャラリースーパーのアジュマの話ではその家の娘さんとお嫁
さんが切り盛りしているそうです。
スーパーの表記は現在は슈퍼ですが、수퍼という以前の表記を見てもかなり古い店です。













来た道を引き返し、いつもは麒麟路の横断歩道を渡り郷校の裏手から郷校を目指します。きょうは寒碧
堂に寄ります。



麒麟路に置いてある使用済みの練炭。