日々の移ろい

日下部洋 著 第5番



「無痛」の続編という事で
楽しみ に読んだ。

エボラ出血熱 エイズ 狂牛病 SARS に続く 
第五番目の新型肉腫 の拡散への恐怖が描かれてあった。


治らないと分かっている病気でも 患者を思いやり最後まであきらめなふりをして治療にあたる。
それで患者は感謝し 敬意を払う。
それは欺瞞ではないか。
明らかに絶望的な場合 良心の呵責なしに希望を語れない

と悩む医師。



その病にもよると思う。

小説の題材となった新型肉腫への治療法を探る医師たちの姿と
治療を受けてながらも 苦しみ 亡くなる患者。

恐ろしくも グロテスクに描かれていたり

結末が早く知りたいと 読み進めることができた 作品でした。
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