『ふたりの桃源郷』、シネマサンシャイン下関で観ました。
午前中チケットを買いに行った時は席がほとんど空いていたのですが、
10分前に劇場に行くと入場を待つ行列ができていてびっくり!
ほぼ満席でした。
『チルソクの夏』の時の行列を思い出しました。
今回、映画館に何年も何十年も来たことがなかったと話している人もいたし、
杖をついて来られている人もいました。
シニアのあまり映画を観たことのない人も観たいと思う作品があればこうして足を運んで来られるんですね。
この作品はKRY制作のドキュメンタリー番組を映画版にまとめたもので、
山口県の人は知っていると思うのですが、
大阪に住んでいたおじいさんが65歳になり若い頃に住んでいた山におばあさんと戻って、
電気もガスもない所で野菜を作って生活するという内容です。
ナレーションは吉岡秀隆さんで、本当にリアル北の国からですね。
吉岡さんの穏やかな優しい声が映画と合ってますね。
夫婦愛や家族愛が描かれていてやはり涙してしまいました。
介護の問題についても改めて考えさせられました。
長い人生きっといろいろなことがあったと思いますが、あんなふうに夫婦で親子で生きていけたらいいなと思いました。
観客はシニアの方がほとんどでした。若い人にも見て欲しいです。
公式HPを見たら上映館が増えていました。
沢山の人が観てくれるといいですね。
http://www.kry.co.jp/movie/tougenkyou/