
さて、今日のお食事3食。お世辞にもヘルシーとは言えませんねぇ。朝ご飯は漬物、納豆、舞茸(グリル)、具だくさん味噌汁・・・とともかく、お昼は自宅近くのそば屋“山屋”(ちゃんとした手打ちで美味いそばを出す)で天ぷらそば、晩ご飯は麻婆豆腐ですから

あ、一応、ホウレン草のお浸しは作りました。つーか、お袋に教わってね。こんなものも出来んのよ。僕は。“主夫”を気取っててもね

ただね、「教えてくれ、作るから」って言えば、喜んで教えてれる


大した症状ではなかったけど、歳が歳だし、肺炎が怖い。入院した祖母が、退院前日に入浴して、風邪ひいて点滴。気の強かった祖母は介護してたお袋をその時罵倒したんだよ、凄い剣幕で。まぁ、そんなことも思い出してね。
お昼はいろいろ手間を掛けた・・・ってことで奢って貰う。で、帰ってきて薬でぐっすり寝てるお袋を尻目に、趣味の格闘技の記事を書いたり、仮眠を取る。
正直言って、仕事でストレスを抱えててね、一家を支えるために懸命に働いてる昔の同僚たちから見れば、なんてお気楽なんだ、って思う人もいるかもしれんね。読んでる人がたくさんいるのは知ってるから。

それに本や漫画、DVDも買ったりしてる。仕事は辞めたけど、趣味には時間は割いてるからさ。ただ、人がどう見ようとそれは割り切ってる。介護なんて、いつ終わるか分かんない“見えないゴール”。
ゴールは・・・それしかあり得ないよね。それが早く来ることを望むような状況に自分を追い込みたくないわけ。だから逃げ場を作る。趣味も止めない、僕は書くこと読むこと、観ることが、生活の重要な部分を占めてるからね。
“介護は生活の一部”。自分の生活が第一・・・って選挙のスローガンみたいだな。

でも、お袋と話す時間は作ってるし、自分で出来ても、相談したりはしてる。それが、介護の重要な部分だと思ってるからね。
昨日紹介した「週刊ダイヤモンド」に、在宅介護者必携・頑張らない介護五ヵ条ってのがあるんだ。曰く・・・
①介護方針と体制を早急に決めるべし(介護者と被介護者がどんな生活を送りたいか)
②介護を自分一人で抱え込むべからず(家族・親族・保険外サービスなどあらゆる力を頼る)
③介護に結果を求めるべからず(介護は仕事ではなく、生活の一部)
④介護に人生のすべてを捧げるべからず(介護者が追いつめられると被介護者も不幸になる)
⑤“自らにしかできない介護”に集中すべし(家族が愛情を絶やさないだけでも立派な介護)
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老親介護が社会的な注目を浴びるようになったきっかけの一つが、晩年にアルツハイマー型認知症を患った作家の丹羽文雄氏を献身的に介護した娘さんの本田桂子さんの手記だってことは良く知られてるけど、この特集によれば、100歳まで生きた丹羽氏よりも先に逝ってしまった本田さんは、母親まで、脳梗塞から認知症になって、2人を介護。
ストレスから、アルコール依存症になって、最後は在宅介護を諦めて、グループホームに入居させる手続きを済ませた直後に、過労で急死したんだって。
本田さんの手記は、まだ読んでないけど、さっそくアマゾンに頼むことにしたよ。中古で手に入るからね。
