彷徨う惰性自身

日々の出来事を思いのままに書き留めている。

水害は天災ではなく人災なんだろう

2004-07-15 00:35:39 | Weblog
 太平洋側、特に関東地方の連日続く猛暑のあおりを受け、梅雨の終わりを告げる集中的な豪雨が新潟県に襲ってきました。
 少し詳しく説明すると…太平洋高気圧からの暖かくて湿った空気が新潟県上空に停滞する梅雨前線に衝突して、今回の被害が起こったといえます。

 新潟県といえば、日本の産業にとってかけがえの無い地域。
 秋の収穫に向けてコメを作る者、冬の商戦に向けてセーターやマフラーを作る者、包丁やナイフにフォークといった金属製の食器を作る者…
 新潟県で生活する方々にとって、この夏はとても大事な時期に大水害が起きるとはとても気の毒に思うし、早急な復旧と決して落ち込まずに頑張って欲しいと願っています。

 文頭に説明した現象から河川の堤防の決壊が起こり、家屋や農地の浸水といった被害になったのですが…
 道路や鉄道といった交通網の整備や豪雪対策を優先的に行う事はとても大事な事であるとは思うのですが、夏場にコメや酒、金属加工品等を造る為の水回り対策の不十分さが露わに出たような気がします。

 名指しになってしまうかもしれませんが、親の七光りで国会議員を勤めている元首相の娘夫婦達の選挙区なのにもかかわらず、何とかしてやろうという思いや気持ちがメディアに表れずで、少しがっかりな思いを私はしています^^;
 
 私なりに農業や地場産業を発展させる為の順序が今回の被害を通して、少しわかってきました。

 それでは、また。