谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

国の命を繋いだ 蚕の守護神 蚕影大神

2017-12-26 18:11:22 | 日々のこと

 今朝の常念辺り 日本海側荒れ模様

我が諏訪社境内の一隅に、忘れられたように蚕影大神の石碑が建ち、今年も門松が飾られた。

「しかのみならず桑とりて 蚕飼い(こがい)の業の打ちひらけ細きよすがも軽(かろ)からぬ 国の命を繋ぐなり」

明治33年に発表された長野県歌の一節である。

 国の命を繋いだ生糸産業は、山国に暮らす農民の命を繋いだ養蚕によって支えられた。

蚕は弱い生物だったらしく、感染により一夜で全滅することも珍しくなかったという。

良い繭ができるように、ひたすら神仏にすがった。

私は蚕の守護神は蚕玉様(こたまさま)と聞いていたから、碑文の蚕影大神(コカゲダイジン)に違和感を覚える。なぜだろう?

調べてみたいと思った。


 

 

 

コメント
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