谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

冬の虹

2023-11-28 14:28:43 | 日々のこと

雪雲に隠れている北アルプスの麓の朝 淡い初冬の虹が架かった。

近頃虹に遭遇することが多くなったように思う。

それは多分虹の出現回数ではなく、探し方がうまくなったのだろう。

虹は七色外、側から内側に向かって色彩の帯が赤、橙、黄、緑、青、紺、紫の順番で並ぶ。

その理屈がひと時 解かったつもりでいたのだが、何も判ってはいなかったことに気が付いたのは最近のことだ。それは虹だけに限ったことではない、万事である。

 

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ヒイラギ芳る

2023-11-27 16:55:30 | 日々のこと

小さな段々畑の片隅から溢れ出る芳香が懐かしい

源は純白の小花で、木と冬を組み合わせた、柊という文字のその謎が解けた思いがする。

風通しの良くなった混合林に初冬の日が隠れて、どこかに一人取り残されたような寂寥感が募る

 

日々落葉が進んで森は静かに雪を待つ

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ルエリア

2023-11-25 20:16:10 | 日々のこと

ルエリア 

カクレミノ

隠れ蓑の落ち葉を、隙間なく剝ぎ合わせ蓑を素裸に着ると姿が見えなくなるという。

ただし、この過程を他の人に絶対見られてはならない。

もし見られたら大変なことになるそうだ。だから私の知る限り実験した人はいない。

藤鳴子(フジナルコ)は私の命名である。

木枯らしが吹くとコンコン鳴る

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小春日和

2023-11-23 19:38:59 | 日々のこと

季節を司る気まぐれ神様の悪戯か、小春日と言うより小夏日和?

対岸の日向村に陽炎が揺らめいていた。

陽だまりにっ茶の花が咲いているかもしれない

黄色は落葉松 緑地帯は松枯れを奇跡的に免れた赤松林 

しかし尾根筋には松枯れ被害林が見える。

 

 

 

 

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時雨る

2023-11-22 19:59:19 | 日々のこと

雨の中黄葉した榎 

青のつづら藤 強靭な弦である 

蔦紅葉  漆工芸を思わせる

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