癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■【中国人船長釈放】海上保安庁「われわれも悔しい…」・・何故ビデオを早急に公開しない

2010年09月26日 19時53分47秒 | 国  際

沖縄・尖閣諸島付近で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件で24日、異例の“政治決断”が下った。船長を処分保留で釈放するという判断は事実上の捜査終結を意味する。同時に、

「日本領海内で何をしてもおとがめなし」というメッセージに等しく、今後の国境の守りへの悪影響は確実だ。厳しい捜査に当たってきた海保関係者は「悔しい」と唇をかみしめた。

 「検察当局の判断。口を挟む立場ではない」

 処分保留・釈放の決定を受け、海保を所管する馬淵澄夫国土交通相は24日夕、記者団に「検察の判断」と繰り返した。この日午前の会見では「国内法にのっとり粛々と対応することに変わりはない。毅然(きぜん)とすべきだ」と述べたばかりだった。

 刑事手続き上、処分保留で釈放したとしても、船長を起訴することは不可能ではない。那覇地検の鈴木亨次席検事が会見で、起訴、不起訴に関して、「尖閣諸島の状況や日中関係の推移をみて処分する」と語ったとおりだ。

 しかし、ある検察幹部は「起訴は簡単だが、船長は日本の領海と認めず、中国政府も日本の裁判を認めない。起訴しても裁判は長引き、経済への影響も大きくなるのは間違いない。それでいいのか」と説明、実質的に不問に付される公算が大きい。

 犯罪行為を事実上見逃す前例を作ったことで、今後の領海警備に悪影響が出るのは確実。ある海保職員は「忠実に任務を遂行しただけなのに…。われわれだって悔しい」と怒りをにじませた。別の職員は「『腹が立つ』とか言える立場ではないので」と静かに語った。

 これまで海保には激励の電話が続いていたが、この日は一転、「明確な領海侵犯ではないのか」などと、回線がふさがるほどの苦情電話が殺到した。捜査してきた石垣海上保安部にも「海保が命をかけて頑張ったのに、検察は何をしているのか」と怒気を含んだ電話があったという。

 押されてばかりの日本だが、衝突時のビデオ映像という「動かぬ証拠」は残っている。「漁船から衝突してきた様子が写っている」(海保幹部)という。船長送検時に海保が検察側に提出し、これまでは非公開だった。今後、公開を求める声が強まるのは確実だ。

 ただ、地検関係者は「ビデオは海保に返却した。あとは海保の判断」、馬淵国交相も「(ビデオは)状況を見ながら対応を見守りたい」と繰り返すばかりで、公開に向けた道筋はついていない。【産経ニュース】


中国の言いなりになっている政府はどうなっているのか?国を侵略されて黙ってみている関係各省に歯がゆさを感じる・・・

政府と検察は責任のなすりあい、何故早く公然と証拠のビデオを公開しない、何処でも良いビデオを公開し世界にアピールするぐらいの度量を持った者がいないのか?

尖閣を日本の領土なら何故毅然とした態度をとり証拠を示そうとしないのか、有るなら日本国民にだけでも開示し明確な刑事事件と言う事を明確に明らかにすべきではないのか?それとも証拠となるビデオなんて存在しないのかと疑いたくなる・・・・・

先ずビデオだけでも公開してもらいたい・・・・検察が証拠改ざんが騒がれているが改ざん中と言う事か・・・・やる事にも程がある・・・

自衛隊を配備に就かせるぐらいの肝っ玉を持って事に当たって欲しいものだ・・・・


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