25年前に長崎市立市民病院で胃の手術をした女性の体内に当時使ったガーゼが残っており、今年1月に摘出手術をしたと18日、同病院が発表した。
現在50歳代の女性は昨年12月に微熱が1週間続いたことから、現住地の長崎県外の医療機関で診察を受け、ガーゼが見つかった。4月に市民病院で再手術をしたがその後の経過は良好といい、今月15日に退院した。
現在50歳代の女性は昨年12月に微熱が1週間続いたことから、現住地の長崎県外の医療機関で診察を受け、ガーゼが見つかった。4月に市民病院で再手術をしたがその後の経過は良好といい、今月15日に退院した。
市民病院によると、ガーゼは40センチ、26センチ角で脾臓(ひぞう)の裏側に広がった状態で癒着していた。炎症があり小腸の一部ごと摘出したが、脾臓付近に膿(うみ)のかたまりができていたため、4月に再手術した。発表が遅れたことについて病院は「入院中の公表を女性が望まなかった」と説明している。
ガーゼを置き忘れた理由については「当時の主治医が定年退職して連絡が取れず、わからない」としている。市民病院での摘出手術は女性が希望し、入院費、手術費は病院側が負担したという。
鈴木伸院長は「患者やご家族に大変な苦痛や心配、迷惑をかけ、誠に申し訳ない。賠償などについては今後話し合う」と話した。 【asahi com】
良く25年間も体内にガーゼがありながら持ちこたえたものだ。
誰が手術し、カルテはどうなっているのだろうかなど疑問が生じるが、昔の医学と現代医学の進歩の格差を感じる。本人にとって大事に至らなかった事が一番幸せだったのではなかったのではと思いを巡らす・・・・
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