やはり新年最大のリスクは予測不可能なトランプ大統領が誕生する米国です。トランプが米国の国益を最優先にすることで、アジア太平洋地域で中国の影響力を拡大し、ロシアのプーチン大統領が武力行使を含め権謀術数をめぐらす余地がさらに大きくなります。10大リスクを大雑把にまとめると、こんな感じです。
(1)国際的な責任を放棄した米国
トランプの大統領選スローガンは「アメリカ・ファースト(米国第一)!」と「米国をもう一度偉大な国に」です。これは米国の孤立主義を意味するのではありません。米国の力を米国の利益のために使うということです。トランプは断固たる単独行動主義者です。米国のテロ対策のためなら海外であっても過激派組織ISに空爆することをためらわないでしょう。
(2)中国の過剰反応
習は秋の第19回全国代表大会(党大会)で再任されるかどうか正念場を迎えます。党中央政治局常務委員会の人事をめぐり水面下では凄まじい権力闘争が始まっています。習は中国経済、特に「核心的利益」と位置づける台湾、チベット、香港、南シナ海、東シナ海の主権問題に関して背を向けるわけにはいきません。
(3)支持基盤弱まるドイツのメルケル首相
9~10月のドイツ総選挙でメルケルが4選を果たすのは間違いないでしょう。しかし反難民・移民、反ユーロを唱える新興政党「ドイツのための選択肢」の台頭で、社会民主党(SPD)と再び大連立を組まなければ4選を果たすのは難しい・・・
(4)~(6)略
(7)トランプ政権とシリコンバレー
米シリコンバレーのテクノロジー企業は米大統領選で反トランプの立場を鮮明にしました。テクノロジー企業は無人化を進めますが、トランプが求めているのは雇用の創出です。テロ対策をめぐるプライバシーと安全の議論でもトランプとシリコンバレーは対立する恐れがあります。
(9)北朝鮮
北朝鮮の核・ミサイル開発は進み、すでに約20発の核兵器を製造できる核物質を保有しているとみられています。弾道ミサイルに搭載できる核弾頭の小型化や米国の西海岸を攻撃できる大陸間弾道ミサイル技術の取得にも近づいています。米国の政策担当者はアラスカを核攻撃できる能力を越えてはならない一線とみています。
トランプが北朝鮮に対して高圧的な態度に出れば、米中関係が悪化する恐れがあります。北朝鮮の核・ミサイル開発に絡んで中国の銀行への金融制裁を強化すれば、さらに緊張は高まりそうです。
(10)南アフリカ
ズマ大統領をめぐるアフリカ民族会議(ANC)内外の反対が強まり、こうした政治危機が南アフリカ経済と地域の安定性を損なう恐れがあります。
トランプ米大統領の誕生がとんでもないリスクになるのは避けられそうにありません。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20170104-00066210/
アメリカのトランプ大統領の誕生により、どんな政策を取るか世界各国は戦線恐々としている。
このニュースでは、10項目の予測不可能と思われるトランプ大統領が行動予想が掲載されていたが、読んでいるうちに8項目が途中で記載場所が飛ばされてしまい、これ以上書く事は出来なくなってしまったいたが、別場所に移行されてしまって居た事が判明した・・・・
★中国の対応を見る限り強いアメリカを示している事が理解できる。
では日本にとって吉と出るのか凶と出るのか米軍の駐留費等の増加等を不安に思って居る事が伝わって来る。
アジアで日本の米軍の駐留が地理的に如何に重要であり、日本が唯一のアジア自由圏でどのような行動をしているかを知った時、必ず吉と出る事が多くなる言動を示しざる終えない事の大統領となる筈だ・・
余りにもリスクを考え過ぎるメデアの対応が目立つ、日本政府の説得力とアメリカ側にもそれなりに考える側近が居る筈だ・・・・
日本経済はトランプのさじ加減で先行き不明と言うのが気にかかる!
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