■【英女王（８６）の即位６０年】・・・・祝いはとめどなく続いた行事も終了!

 

　ロンドンのバッキンガム宮殿前で４日夜、エリザベス英女王（８６）の即位６０年を祝うコンサートが開かれた。ポール・マッカートニーさん、エルトン・ジョンさん、スティービー・ワンダーさんら大物ミュージシャンが競演。宮殿周辺の特設スクリーンでも中継され、大勢の市民が英国旗を手に女王を祝福した。

　コンサートは、ロビー・ウィリアムスさんの力強い歌声で幕開け。カイリー・ミノーグさんらが次々と登場し、８０年代の人気バンド「マッドネス」が宮殿の屋上から演奏する派手な演出も。マッカートニーさんがビートルズの名曲「オブラディ・オブラダ」を披露した後、約１万２千人の観衆も一緒に英国国歌「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」を歌った。

　チャールズ皇太子は「あなたのおかげで、英国人であることを誇りに思える」と感謝の言葉を述べた。英国や英連邦の国々で４千以上のかがり火がともされ、最後の一つに女王が点火。英国旗と同じ赤、白、青のライトに照らし出された宮殿の背後から花火が上がった。（ロンドン＝伊東和貴）

　　　　　

エリザベス女王即位６０年 祝賀行事終了

優雅に続いた女王祝福に何思う