世界遺産・平等院(京都府宇治市)は9日、56年ぶりの大修理が進む鳳凰堂(国宝)の完成予想図を公表した。
色あせていた柱や扉は1053年の創建当時と同じ「丹土(につち)」と呼ばれる顔料で赤褐色に染まり、屋根の上の鳳凰像は金箔(きんぱく)で輝きを取り戻している。瓦も平安後期の形に統一される。
府教委などの調査で、創建当時の顔料が判明。木瓦で葺(ふ)いた屋根が、創建約50年後の平安後期に粘土を焼いた瓦に葺き替えられたこともわかった。修理は来年9月完了予定。拝観は4月頃に再開予定という。
府教委はこの日、柱などの顔料を剥がした際の粉じんが、本尊の阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)(国宝)などに付着したため、除去作業を行った、と発表した。着色などの被害はなかったという。( )
(上)修理終了後の平等院鳳凰堂のCG画像。平安時代の姿に近い鳳凰堂が読がみがえる。 (下)平成の大修理前の平等院鳳凰堂=いずれも平等院提供
世界遺産・平等院(京都府宇治市)は、56年ぶりの大修理が進む鳳凰堂(国宝)の完成予想図なそうだが永久に日本の美・京都の美を継承するのは止むあ得ないのだろうと思うのだが・・・・・
修繕費はどこからと頭をよぎったが管理費用や修理費用への公的 助成が行われるとあるが、十分とはいえない現状のようだ。。。。。
昔は、富くじでも興行して、捻出したようですが、是非、宝くじの収入の一部を、こちらに回していただければ・・・等と思います。