国土交通省は15日、関越道と東名高速などをつなぐ東京外環道のトンネル工事用に開発した、国内最大のシールドマシン(掘削機)を公開した。直径16・1メートル、重さ4千トン。3車線分のトンネルを1日30メートル掘ることができる。
横浜市の組み立て工場。担当者が掘削機のスイッチを入れると、モーター音が響き、赤や黄色など1008枚の刃が付いた巨大な円盤が時速1・5キロで回り始めた。実際の工事では、地下40メートルで土砂を削りながら水平に進み、同時に壁材を貼りつけていく。
東京湾アクアラインの工事で使った直径約14メートルを上回る大きさ。国交省によると、世界最大は米国の直径17メートルだという。
関越道と東名高速を結ぶ部分(16・2キロ)は全てトンネルで、総工費は約1兆6千億円。2020年の東京五輪・パラリンピックまでの完成を目指している。(朝日新聞)
地球を掘りぬけそうな綺麗なマシン?
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