研究を率いたケンブリッジ大学のウルフ・ビュントゲン教授は、開花時期が早まると生態系が壊れる恐れがあり、「実に憂慮すべき」結果だと指摘した。
農作物が早く開花すると遅霜の被害を受ける可能性がある。ただ、最も脅威にさらされるのは野生動物だという。
昆虫や鳥は、餌である植物と発育段階が同時期になるように進化してきた。この時期がずれると「生態系のミスマッチ」が起こる。
ビュントゲン氏は大学の発表で、ある植物の花が咲くと特定の昆虫が引き寄せられ、その昆虫が特定の鳥を呼び寄せるといった連鎖があると説明した。構成要素の一つの発達が他よりも早くなってしまうと、連鎖がずれてしまう恐れがある。ずれに対する適応が間に合わなければ、種の絶滅につながる可能性もあるという。
ここ数十年の開花時期の推移は、特に温暖化など人間の活動による気候変動の影響の加速と一致する。
国連は先月、過去7年は史上最も暑かったと発表した。(WEB抜粋引用)
自然の力に勝てる日が来ると誰が本気・・でも!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます