1月前半は、気温の高い日もありましたが、後半は強い寒気が流れ込み、西日本を中心に記録的な低温や大雪となったところもありました。また、気圧の谷や上空の寒気の影響により、東日本の日本海側や西日本では、日照時間がかなり少なくなりました。
1月後半から2月はじめにかけて、寒中らしい寒さが続きましたが、立春の頃は暖かくなりました。
そのため、九州地方の福岡、長崎、大分県で花粉の飛散開始(注1)を確認できました。東京都内の観測地点(大手町)でも、わずかに飛散が確認されています。
また、今週の後半は暖かくなるため、四国、中国、東海、近畿、北陸、関東甲信地方で、花粉の飛散が始まるところがあるでしょう。
2月下旬から3月にかけての気温は、東日本ではほぼ平年並み、西日本では平年並みか高い見込みです。春らしい陽気を感じられる日が少しずつ多くなりそうです。
この時期に東北地方で花粉の飛散が始まり、西日本や東海、関東甲信地方ではピークを迎えるでしょう。
また、北海道では4月の気温がほぼ平年並みの予想で、花粉の飛散開始は例年と同じく、4月下旬となる見込みです。(WEV)