アサヒビールは11日、芋焼酎の一部に大阪市の米粉加工会社「三笠フーズ」が不正に転売した汚染米が混入していたとして、製品を自主回収すると発表した。
回収費用を含めた被害総額は約15億円と見込んでいる。一連の汚染米問題で大手酒造メーカーに被害が出たのは初めて。アサヒの検査によると原酒から残留農薬は検出されておらず、「健康への影響はない」としている。
原酒の製造を委託している西酒造(鹿児島県)から10日、同社に連絡が入り、混入が判明した。対象商品は全国で約65万本にのぼる見通し。
対象となるのは、アサヒ傘下のニッカウヰスキーの柏工場と門司工場、さつま司酒造で今年6月以降に製造した芋焼酎の一部。「芋焼酎さつま司25度」や「本格芋焼酎かのか25度」など9製品で、ラベルや瓶に記載されたロット番号の上2ケタが12~18のものが該当する。
【経済ニュース抜粋】
「三笠フーズ
その後、大阪市内の米穀流通業者が、このもち米約3000キロを購入、このうち5~7月にかけて約700キロを大阪府内の業務用食品流通業者に販売したと言う。
この業者は1キロのパックに詰め替え複数の給食業者に販売、このうち大阪市内では13業者に供給されていたと言うから驚きだ。
また、給食業者は、市内の医療施設や老人保健施設に、食事を配食する業務をしており、すでに消費されている可能性が高いと言う。
調査するにつれ、次から次と全国にばら撒かれたことが判明しまだまだお終結しそうもない。 「食の安全」と言う事で今までどれ程騒がれて居る事を認識しなかったのかと呆れるばかりである。
国のずさんな検査体制の隙間に付け込んだ悪質極まりない行為である・・・・・・毒素入りの流通米の追跡が後の健康被害を防止する必要性あるだろう・・・・・