癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

▲郵政民営化の危機・・・・

2006年10月30日 11時19分29秒 | ニュース

         

日本郵政公社が07年の民営化に向けて3年前から導入したトヨタ自動車の生産方式をめぐって混乱している。秒刻みでムダを排した「1兆円企業」から伝授された仕事の「カイゼン」が進んでいないという。

公社は表向きその効果を強調しているが、全国の郵便局を「査察」したお目付け役のトヨタ社員は「81%がデタラメ局」「うその報告をあげている」などと厳しい内部報告書を作成したという。。一方、現場からは「作業が混乱し、効率は低下した」「年賀状配達も遅れるのでは」と批判が相次いでいるとも言っているという。

必要な物を、必要な時に、必要なだけ適切に生産するその柱となるのが“7つのムダ”削減、ジャストインタイム、自働化するトヨタ自動車の大野耐一らが体系化したものであるらしい。

このため、複数の職員が「労働条件が厳しくなり、アルバイトも集まりにくくなっている。慣れない方法で来年は遅配が相次ぐのではないか」と懸念しているという

 JPSの導入にもかかわらず、05年度の郵便事業の人件費は前年度より31億円増えて1兆4238億円。超過勤務手当も115億円多い1040億円で、内部の改善当初の混乱が、経費の無駄遣いが気になる。・・・・が。

事が郵政事業にかかわらず新規導入時の混乱は無駄が付きもの、早期定着を図り軌道に乗せ、前小泉首相が郵政民営化を強行突破までして民営化した事を無駄にならないようにする課題だろうと思うのだが・・・・・難しいなー定着まで何年かかるのだろうか。