癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

▲安倍政権に対する若年層の離反!

2006年11月30日 15時38分38秒 | ニュース

    質問を聞く安倍首相と伊吹文科相
 
衆院補選と知事選を3勝1敗で切り抜け、順調な滑り出しにみえる安倍政権だが、隠れた弱点がある。昨秋の郵政選挙で小泉圧勝の原動力となった20~30代の若者層の離反だと言う。

自民党の広報戦略チームは、長期不況の就職難でニートやフリーターが多いこの「失われた世代」の関心は「改憲や教育改革より年金や景気」だということが各種リサーチの結果が出ていることも要因らしいと言うより、優先課題として取扱いが薄いと感じ取られても仕方ない。

安倍政権の進めようとしている政策とは逆行していると政府はこぼし始めているが、余りに偏った議論に集中し過ぎているのではないだろうか。 

 支持率急落につい「小泉政権に比べ改革イメージが後退している。それが無党派や若者の安倍離れにつながっている」と指摘したとも言われている。曖昧な人情政策が裏目に出ていることも指摘したい。

 政権発足に合わせ、世耕弘成首相補佐官や片山さつき党広報局長らが10月に立ち上げたこのチームはもともと、来夏参院選に向けいかに若者層を獲得するかに照準を合わせていた。ところが・・・・

(1)政権末期の小泉内閣への世代別支持率は、「Hanako世代」(40代前半)など他世代が30%前後なのに比べ、20代が中心の「プリクラ世代」が52%で突出していた。

2)プリクラ世代の特徴は「モバイル好きでファッションはストリート系。ムードに流されやすく自分の生活や趣味を大事にする」。

(3)その上の団塊ジュニア世代(30~35歳)の特徴は「目標や目的意識が明確。社会問題に関心はあるが、同時に自分らしさも追求したい」。

(4)この二つの世代は、安倍政権が掲げる憲法改正や教育改革には関心が薄く、景気対策や年金問題など身近な争点の方に反応する。

 教育改革と経済成長路線を二枚看板にしつつある安倍政権のアジェンダ(政策目標)設定が、こと若者層対策ではミスマッチになりかねないと見ている。

「メッセージが弱い首相のあいまい路線、やらせ質問や教育問題での後手の対応、そして復党問題。若者層を離反させることばかりだ。企業寄りの成長戦略では若者層の支持は期待できない」その不安はその不安は19日の沖縄知事選で勝った後も消えない。 

格差是正を争点化しようとする民主党も若者層に視線を注いでいる。「社会保障に対する信頼の回復は、高齢者に限らず、実質的に年金を負担する若い人にとっても大きな問題。非正規雇用も大きなテーマになっていく」。若者層の獲得合戦が触媒となって2大政党に大きな影響が出てくると見ている。

若年者のニート対策と年金問題に直ちに対応しなければ、来年の参議院選挙に自民党は厳しい局面を向かえる事になるような気がしてならない。   


★★★★ 防衛省昇格 ★★★★

2006年11月29日 11時30分06秒 | ニュース
          

自民、公明の与党は28日の衆院安保委理事懇談会で、民主党など野党側が「審議が不十分だ」として反対したため、新たに30日午前に麻生太郎外相と久間章生防衛庁長官が出席して非核3原則に関する委員会審議を行うことを条件に、30日の法案採決を提案したと言う。。共産、社民両党は引き続き反対したが、民主党は応じる考えを示したと言う。

国民新党も賛成の方向で、反対は共産、社民の両党だけとなる公算が大きい。政府は、法案が成立すれば、来年1月から防衛省に衣替えし、防衛長官を防衛相とする方針だとも言う。。

1954年に発足した防衛庁の名称変更は初めて。 民主党は24日の外務・防衛部門会議で、

〈1〉官製談合の再発防止

〈2〉自衛隊員の海外無断渡航や機密情報の漏えいなど不祥事の再発防止

〈3〉イラクでの自衛隊の活動は、「本来任務」とせず、「付随的任務」として行う


〈4〉麻生外相らの核保有論議容認発言に関する集中審議

の4条件が満たされれば、賛成する方針を決めた。政府の国会答弁や法案の付帯決議で4条件を担保することを検討している。

 これに関連し、民主党の鳩山幹事長は24日の記者会見で、「防衛庁の省昇格は基本的には当然の話だ。(賛成の条件として)官製談合や情報漏えいなどで、(政府が)何らかの方策を示す必要がある」と述べた。

  防衛庁は現在、内閣府の外局と位置づけられている。内閣府の主任大臣である首相を通さなければ、防衛長官が重要案件を閣議にかけたり、財務相に予算を要求することもできず、「迅速な政策決定を妨げている」との指摘があるためと言っている。

現状は世界で活躍する自衛隊となっている以上、当然であり遅きに失した感がある。

特に北朝鮮問題の核保有問題と迎撃問題で一分一秒の一刻を競う状況のなかで、現在の法制の中で自衛隊の行動に制限が出てきているいじょう、権限の強化と迅速な初動体制を整えておかなければならないのは防衛庁では格が低すぎる。

省に昇格することにより、世界の認識・強いては日本の防衛の抑止力強化狙ったものと認識も変わってくることだろう。民主党もその状況は十分承知している筈である。

まして、北朝鮮の核保有対処等で困惑している現在、現場で身を挺して頑張っている自衛官はどれほど勇気付けられることだろう。

しかし、謙虚に驕ることなく任務を推進しなければならないと言う、重要な「国防の使命が追加」されたと言う事を関係者は肝に命じて行動する必要が有るだろう。

名称は変わっても、国の防衛と安全と言う崇高な使命はなんら変わらない筈であると思いながら・

                                  


 


■  赤・・・・黒   ■

2006年11月28日 20時31分32秒 | 癒  し

      Xマス用イチゴ出荷始まる   マナヅル飛来 三原

     福山市本郷町のイチゴ農園や年末年始   三原市沼田東町本市の田んぼに1羽だけ飛                                      
       の贈答用となるイチゴの出荷          来した黒いマナヅル