楽天副社長が語るIoT時代とは? 記事「IoTとデジタル・フォレンジック」第1回
2015年12月に行われた「デジタル・フォレンジック・コミュニティ」について
取材したHH Newsによる記事・第1弾です。モノとモノがつながるという意味の「IoT」。
楽天副社長・平井康文氏が示唆したIoTの未来、課題とは一体何なのでしょうか…?
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【本文】
「デジタル・フォレンジック・コミュニティ2015」が
2015年12月14日、15日にかけて、新宿区にあるグランドヒル市ヶ谷で開催された。
12回目となる今回は「IoT/クラウド、M2Mのデジタル・フォレンジック」がテーマ。
IoT時代におけるセキュリティのほか、2020年に行われる
東京オリンピックへのサイバー攻撃対策が話し合われた。
初日の講演では、楽天副社長の平井康文氏が、
グローバル事業を支えるセキュリティについて講演した。
平井氏は、冒頭でインターネットは日常的な社会インフラになっていると指摘。
電気、ガス、水道につぐ第4の社会インフラとなっているとした。
楽天の事業もインターネットを基軸にしてインターネットを
はじめ新たな経済が形成されてきている。
人と人との関係性も「デジタル化」が大きく関与するとしている。
ITのモデルを振り返ると、メインフレームコンピュータから、
クライアント・サーバモデルなどを経て、WEBが進化してきた。
そして現在、企業が直面しているITモデルにはBYODなどが挙げられる。
クラウドの利活用も大きい。クラウドによってもたらされるメリットは、
昔はコスト削減が第一義だとされていた。しかし、今、クラウドを活用する一番のメリットは
「膨大なスケーラビリティをいつでも共有できる」こと。
それによって、経営効率の向上化が図られることだ。
インターネットの時代――すなわち我々が住んでいる社会というものは、
工業社会から知識社会へと変わってきた。工業社会はすべて分配で成り立つ社会。
資源、労働力、賃金、などすべてが分配される。
一方、知識社会というのは、共有の社会。
Facebookやtwitterを中心とするソーシャルメディアの影響が大きい、というわけだ。
2015年5月14日の自民党経済好循環実現委員会による経済4団体ヒアリングで
楽天含む新経済連盟が発表したのが「Japan AHEAD」だ。
このJapan AHEADは主に3つの提案が行われている。
まず1つは「インテリジェント・ハブ化構想」。
データを制するものが、国の経済力をきめる。
データを制することで日本が改めて、「アジアのハブになる」といった考えだ。
それが実現すると、多くの制度の変更が考えられる。
たとえば法人税の引き下げ、また、さまざまな制度の改善、
日本国内でイノベーションを起こすことができるはずだとする。
IoTとビッグデータは、表裏一体の関係。
このビッグデータは医療の分野や農業、
製造業、流通など様々な分野で活用ができる。
様々な自治体がもっているオープンデータから
新しいアプリケーションを開発するような仕組みもできるだろう。
さらに、グローバル人材の育成。
またコーポレートガバナンスでいえば、株式報酬制度。
さらに、英語教育、社会制度の変更も含めて、
日本を「アジアのインテリジェント・ハブ」にしていこうといった考えだ。
また、二番目の柱が「超観光立国」。
2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピック。
これに向けて、さらに観光立国としての位置づけを高めていこうといったもの。
今、日本に来日する外国人観光客の実に1人あたり約10万円を消費するという流れがある。
しかし日本ではWi-Fiによる無線環境の浸透がネックになっている。
海外では様々な場所でWi-Fiが使えるようになる国がある。
もちろん、普及させるには莫大な費用がかかる。
しかし、Public Wi-Fiを日本全国に広げる必要がある。
Wi-Fiのログインも空港でそのままFacebookのログインでつかえる仕組みであれば、
より利便性が高まるし、おもてなしの文化が日本でもっと消費をしてもらえるといった具合だ。
こうした流れの中で、単に目標を掲げるだけではなく、
1つ1つのアクションに対して、いつまでに何を実現するかというロードマップをつくって、
KPI(keep Performance )として遂行していくのが重要ではないかという意見だ。
→(2)に続く
ぜひ一度ご覧ください。
▽HH News公式。球場。
HH News & Reports
▽ハミングヘッズ公式。秋葉原。
Humming Heads
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Justy Finder
▽東北生まれMacbook育ちの社員。下町。
月島Finder
▽セキュリティの師匠。窓際。
セキュリ亭 白表
2015年12月に行われた「デジタル・フォレンジック・コミュニティ」について
取材したHH Newsによる記事・第1弾です。モノとモノがつながるという意味の「IoT」。
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「デジタル・フォレンジック・コミュニティ2015」が
2015年12月14日、15日にかけて、新宿区にあるグランドヒル市ヶ谷で開催された。
12回目となる今回は「IoT/クラウド、M2Mのデジタル・フォレンジック」がテーマ。
IoT時代におけるセキュリティのほか、2020年に行われる
東京オリンピックへのサイバー攻撃対策が話し合われた。
初日の講演では、楽天副社長の平井康文氏が、
グローバル事業を支えるセキュリティについて講演した。
平井氏は、冒頭でインターネットは日常的な社会インフラになっていると指摘。
電気、ガス、水道につぐ第4の社会インフラとなっているとした。
楽天の事業もインターネットを基軸にしてインターネットを
はじめ新たな経済が形成されてきている。
人と人との関係性も「デジタル化」が大きく関与するとしている。
ITのモデルを振り返ると、メインフレームコンピュータから、
クライアント・サーバモデルなどを経て、WEBが進化してきた。
そして現在、企業が直面しているITモデルにはBYODなどが挙げられる。
クラウドの利活用も大きい。クラウドによってもたらされるメリットは、
昔はコスト削減が第一義だとされていた。しかし、今、クラウドを活用する一番のメリットは
「膨大なスケーラビリティをいつでも共有できる」こと。
それによって、経営効率の向上化が図られることだ。
インターネットの時代――すなわち我々が住んでいる社会というものは、
工業社会から知識社会へと変わってきた。工業社会はすべて分配で成り立つ社会。
資源、労働力、賃金、などすべてが分配される。
一方、知識社会というのは、共有の社会。
Facebookやtwitterを中心とするソーシャルメディアの影響が大きい、というわけだ。
2015年5月14日の自民党経済好循環実現委員会による経済4団体ヒアリングで
楽天含む新経済連盟が発表したのが「Japan AHEAD」だ。
このJapan AHEADは主に3つの提案が行われている。
まず1つは「インテリジェント・ハブ化構想」。
データを制するものが、国の経済力をきめる。
データを制することで日本が改めて、「アジアのハブになる」といった考えだ。
それが実現すると、多くの制度の変更が考えられる。
たとえば法人税の引き下げ、また、さまざまな制度の改善、
日本国内でイノベーションを起こすことができるはずだとする。
IoTとビッグデータは、表裏一体の関係。
このビッグデータは医療の分野や農業、
製造業、流通など様々な分野で活用ができる。
様々な自治体がもっているオープンデータから
新しいアプリケーションを開発するような仕組みもできるだろう。
さらに、グローバル人材の育成。
またコーポレートガバナンスでいえば、株式報酬制度。
さらに、英語教育、社会制度の変更も含めて、
日本を「アジアのインテリジェント・ハブ」にしていこうといった考えだ。
また、二番目の柱が「超観光立国」。
2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピック。
これに向けて、さらに観光立国としての位置づけを高めていこうといったもの。
今、日本に来日する外国人観光客の実に1人あたり約10万円を消費するという流れがある。
しかし日本ではWi-Fiによる無線環境の浸透がネックになっている。
海外では様々な場所でWi-Fiが使えるようになる国がある。
もちろん、普及させるには莫大な費用がかかる。
しかし、Public Wi-Fiを日本全国に広げる必要がある。
Wi-Fiのログインも空港でそのままFacebookのログインでつかえる仕組みであれば、
より利便性が高まるし、おもてなしの文化が日本でもっと消費をしてもらえるといった具合だ。
こうした流れの中で、単に目標を掲げるだけではなく、
1つ1つのアクションに対して、いつまでに何を実現するかというロードマップをつくって、
KPI(keep Performance )として遂行していくのが重要ではないかという意見だ。
→(2)に続く
ぜひ一度ご覧ください。
▽HH News公式。球場。
HH News & Reports
▽ハミングヘッズ公式。秋葉原。
Humming Heads
▽ニュース検索エンジン公式。酒場。
Justy Finder
▽東北生まれMacbook育ちの社員。下町。
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セキュリ亭 白表