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お茶の香りと男伊達

2015-05-13 17:35:55 | 話題にコメント
地元が静岡県のワタクシ。
ゴールデンウィーク中の帰省ついでに
幕末から明治にかけて活躍した侠客
清水次郎長(1820-1893年)の生家を見に行ってきました。
場所は、現在の静岡市清水区美濃輪町。
地元有志らによって今でも保存されています(築200年!)。

JR清水駅から歩くこと約20分。
生家へ近づくにつれ、街並みが活気帯びてきました。
道路わきには「ようこそ次郎長通り商店街へ」の看板も。

木造平屋建ての生家を見つけ、さっそく中へ。
次郎長が駆け回ったであろう土間や
産湯で使ったとされる井戸が、そのままの形で残っていました。
そのほかに、食器や日用品なども展示されており
家の奥に設けられたおみやげコーナーから聞こえてくる
浪曲師・広沢虎造の「清水次郎長伝」をツマミに、興味深く観ることができました。

続けて、徒歩数分の次郎長が眠る梅蔭寺へ。
拝観料を払い、山岡鉄舟が次郎長に送ったとされる
「精神満腹」と書かれた額を、併設の資料館でチェックし
館外に出て、次郎長の銅像と墓石も、携帯待ち受け用に撮影しました。
銅像の背面に回ってみると、昭和3年(1928年)に書かれた刻印を発見。
一部を抜粋します。


在りし日の野人其儘の彼の雄姿を仰ぐ時
全生活の其表皮を捉へる事無く
男らしき男としての彼の精髄に直射せよ
吾等は此好漢を過去のみ記念せんとするに非ず
人の世に義と情との値を貴からしめんが為め
力強く且つ永へに彼を活かさんとするのである



昨今は、「男らしさ」など時代遅れともいわんばかりの風潮ゆえ
文言が妙に新鮮に映りました。

駅への帰り道は、昭和の時代から名だたる歌手が歌い継いできた
「旅姿三人男」を口ずさんだのは、言うまでもありません。

清水港の名物は~
お茶の香りと男伊達(※)~♪



男としての面目が立つように振る舞うこと。強きをくじき、弱きを助け、命を捨てても信義を重んじること。また、そういう人(goo辞書より)。


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(國吉真樹)


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1 コメント

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Unknown (清水みぽん)
2015-05-13 21:49:16
次郎長通り、梅蔭禅寺を訪れていただき誠にありがとうございます

次郎長の生家ですが昨年9月から今年2月に行われたFacebookの「残したい建物」コンテストで見事一位を獲得し、今後耐震工事を行うこととなりました!

たくさんの方に興味を持って頂けると 紹介している身としてもとても幸せです

是非また遊びに来てください その際には幕末からの仁侠の世界とは離れて清水の地を切り開いた時代の次郎長についてなども詳しく解説させていただきますよ!
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