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BCPこぼれ話。高いところに要注意。

2011-06-29 10:33:36 | 取材こぼれ話
―耐震性能の高い、いわゆる免震機能の備わった建物はひどく揺れる。

そんな話が、3月11日の大震災以降、各所でささやかれました。
過日の特集でBCPの話を聞きに行った際にもその話がでました。

免震機能による揺れは、当然高い階層に行くほどその影響は顕著なようで、
「コピー機が数メートル移動した」とか「そのせいで怪我をしそうになった」
などという声も取材先で聞きました。いやはや、恐ろしや。

弊社はビルを複数階にわたって間借りしていますが、
地震の際における社内の被害も、確かに上の階に比べて下の階は軽微でしたし…。

とは言え、建物が崩れたら元も子もないので
上が揺れるからといって免震機能をつけないわけにもいきませんが。

ちなみにオフィス内での適切な避難方法ですが。
多くの方が経験されたように強い地震が起こることで
オフィス内のレイアウトも激変してしまいます。

・窓ガラスのあるところ、大きなものからは極力離れる
・机の下に隠れるのは意外と難しいので机に手をついて踏ん張る方が安全
・出口が近いならばまっさきに外に逃げる

などが、適切な対策だそうです。


あと、高い階層にオフィスなどがある場合、階段で降りるのに
どれくらいかかるか事前に調べておくとよいという話も処々で伺いました。

ちなみに某有名IT企業勤めの人の話によると、
オフィスがある30階から階段で降りるのに10分かかったそうです。
そういう情報は事前に持っておくと対策も練りやすいとのことです。

震災関連書籍特集も合わせて読んで頂いて
個人レベルにおいても、大事に備えておきましょう。

(井上宇紀)


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