豊田合成開幕5連勝!
今日は今年初めてのVリーグのテレビ観戦でした。
本ブログではあまりバレーについて書きませんし、書いても批判的な文章が多い私ですが、バレー自体は嫌いじゃないんですよ(やると下手くそですが)。ただ、批判すべきところは批判しているだけ。部外者から見ると突っ込みどころが多すぎる世界な気がするんです。
さて毎冬、サッカーのJリーグが終ると始まるNHKBSのVリーグ中継。ですが今シーズンは世界選手権、そしてドーハアジア大会が11~12月にあった関係で、年が明けてからの開幕となりました。そして大会の名称も「Vリーグ」から「Vプレミアリーグ」に変更になっています。
今日のTV中継は女子1試合、男子1試合。第1試合の女子、NECレッドロケッツvs.東レ・アローズ戦は所用のため最後しか見られませんでしたが、第2試合、男子大会のNECブルーロケッツvs.豊田合成トレフェルサ戦はじっくり観戦させていただきました。
▽バレーボールVリーグ・プレミアリーグ(1部)2006-07男子神奈川大会(NECホーム扱い)/2006.1.14/川崎市とどろきアリーナ
NEC 1-3 豊田合成
Vリーグ昇格後の4シーズン、1度も決勝ラウンドに進んだことが無く低迷していた豊田合成ですが、今年は開幕から快進撃。開幕戦でパナソニック・サンバース(去年までの松下電器)を下すと、その後は4連勝で今日の試合を迎えました。
今季豊田合成は代表セッターの朝長が移籍したものの、若手の島野が成長してその穴を十分に埋めています。また、廃部となった旭化成スパーキッズから元代表の甲斐が加入、ブラジルでサーブ賞を獲得したこともあるピッタールという新戦力も加え、戦力が充実しつつあります。
対するNECは90年代に黄金期がありましたが、近年は優勝から遠ざかっています。元代表の細川も負傷離脱中とあり、現在は若返りの時期な模様。この試合でもルーキーの前田や内定選手の金子(東海大在学中)などを起用しています。
試合は序盤から豊田合成ペースで進みました。豊田合成は4連勝の勢いそのままに、粘り強い守備から確実に攻撃へつなげました。特にキャプテンの盛重が好調で、チームを引っ張っていました。
豊田合成で目立っていたのは、ジュニア代表の経歴を持つリベロの森を中心とした守りの粘り強さ。一見追いつかないようなボールに対しても良く拾ってつなげていったことが、攻撃のリズムをつくっていたように感じられました。
第3セット中盤以降は豊田合成の一方的な展開。序盤は不安定だったピッタールも中盤以降はサーブ、スパイクの安定感を取り戻し、特に第4セットではパワーあふれるサーブでサービスエースを連発する活躍を見せました。
快勝した豊田合成は現在攻守のバランスが良く、快進撃はしばらく続きそうです。課題を挙げるとすれば、精神面でしょうか。昨日の大分三好戦で2-0から簡単に1セットを落としたり、この日も勝利が見えてくると少し気が抜けたところが見られるなど、試合中の気持ちの波がまだまだ激しく感じられます。試合開始から終了まで、適度な緊張感を維持し続けることが、強豪チームへと成長できるかのどうかの鍵となってくるのではないでしょうか。
ところで、話はちょっと変わりますが、やっぱりバレー中継はNHKが一番ですね。実況も無駄なことを言わないし、まずバレーをよく知っていますよ。静かだけど、「見せ方」をよく知っている中継作りだという印象。バレーに限らず、近年の民放のスポーツ中継は賑やかで目立つけど、「見せ方」が下手くそになったのはなぜでしょうか。私は製作者だけでなく、視聴者の質も落ちてる気がするのですが…
今日は今年初めてのVリーグのテレビ観戦でした。
本ブログではあまりバレーについて書きませんし、書いても批判的な文章が多い私ですが、バレー自体は嫌いじゃないんですよ(やると下手くそですが)。ただ、批判すべきところは批判しているだけ。部外者から見ると突っ込みどころが多すぎる世界な気がするんです。
さて毎冬、サッカーのJリーグが終ると始まるNHKBSのVリーグ中継。ですが今シーズンは世界選手権、そしてドーハアジア大会が11~12月にあった関係で、年が明けてからの開幕となりました。そして大会の名称も「Vリーグ」から「Vプレミアリーグ」に変更になっています。
今日のTV中継は女子1試合、男子1試合。第1試合の女子、NECレッドロケッツvs.東レ・アローズ戦は所用のため最後しか見られませんでしたが、第2試合、男子大会のNECブルーロケッツvs.豊田合成トレフェルサ戦はじっくり観戦させていただきました。
▽バレーボールVリーグ・プレミアリーグ(1部)2006-07男子神奈川大会(NECホーム扱い)/2006.1.14/川崎市とどろきアリーナ
NEC 1-3 豊田合成
Vリーグ昇格後の4シーズン、1度も決勝ラウンドに進んだことが無く低迷していた豊田合成ですが、今年は開幕から快進撃。開幕戦でパナソニック・サンバース(去年までの松下電器)を下すと、その後は4連勝で今日の試合を迎えました。
今季豊田合成は代表セッターの朝長が移籍したものの、若手の島野が成長してその穴を十分に埋めています。また、廃部となった旭化成スパーキッズから元代表の甲斐が加入、ブラジルでサーブ賞を獲得したこともあるピッタールという新戦力も加え、戦力が充実しつつあります。
対するNECは90年代に黄金期がありましたが、近年は優勝から遠ざかっています。元代表の細川も負傷離脱中とあり、現在は若返りの時期な模様。この試合でもルーキーの前田や内定選手の金子(東海大在学中)などを起用しています。
試合は序盤から豊田合成ペースで進みました。豊田合成は4連勝の勢いそのままに、粘り強い守備から確実に攻撃へつなげました。特にキャプテンの盛重が好調で、チームを引っ張っていました。
豊田合成で目立っていたのは、ジュニア代表の経歴を持つリベロの森を中心とした守りの粘り強さ。一見追いつかないようなボールに対しても良く拾ってつなげていったことが、攻撃のリズムをつくっていたように感じられました。
第3セット中盤以降は豊田合成の一方的な展開。序盤は不安定だったピッタールも中盤以降はサーブ、スパイクの安定感を取り戻し、特に第4セットではパワーあふれるサーブでサービスエースを連発する活躍を見せました。
快勝した豊田合成は現在攻守のバランスが良く、快進撃はしばらく続きそうです。課題を挙げるとすれば、精神面でしょうか。昨日の大分三好戦で2-0から簡単に1セットを落としたり、この日も勝利が見えてくると少し気が抜けたところが見られるなど、試合中の気持ちの波がまだまだ激しく感じられます。試合開始から終了まで、適度な緊張感を維持し続けることが、強豪チームへと成長できるかのどうかの鍵となってくるのではないでしょうか。
ところで、話はちょっと変わりますが、やっぱりバレー中継はNHKが一番ですね。実況も無駄なことを言わないし、まずバレーをよく知っていますよ。静かだけど、「見せ方」をよく知っている中継作りだという印象。バレーに限らず、近年の民放のスポーツ中継は賑やかで目立つけど、「見せ方」が下手くそになったのはなぜでしょうか。私は製作者だけでなく、視聴者の質も落ちてる気がするのですが…