へなちょこへにゅの「へ」の字あたり。

萌えたり燃えたり遊んだりする、女子と腐女子の境目辺り。漫画とか喫茶店とか日本史とかが、へにゅの棲家。

今日も歩くいちにち

2006年05月30日 22時30分34秒 | 短歌

惜春や ネオン彩る 浅き夜の 月の傷痕 きみが背に背に

廃工場 緑に沈む 屍の 黒黒き巨体 かつての未来

血を流す 一途さにただ 疲れ果て 伸ばすこの手よ星に届けと

摩天楼 仰ぎ見る空に 星を刺す 夢潰えても なお高々と

夜に伏し 雪に倒るる 戦場の 貴きは絆 まもるべきもの

路地裏に 野球中継 犬吠える 親子は諍い 我のみ旅人

染め易く 汚れ易きは 透明な 稚き心 刄にも似て

分かち合う 秘密は足枷 僕達を 繋ぎ 堕として はなれられぬよう

諦念も 怠惰も迷いも 斬り裂いて 言葉は刃 血塗れでいい

メメント・モリ 薄闇に散る 花火のように

曇天に 雨の気配の垂れ下がる 水面に黒き 死の翳を読み

きみを呑む 嵐は罰か救済か ひとり悔やめど 空だけが青
 
ちょい油断していたら、物が腐る季節がやって来ましたよ……が、がくー(TДT)
へにゅはカットフルーツと惣菜パンをやられちまいました。

昨日は今年お初で、蚊に刺されたし!
夏が近いよ。
例年は春はのんびり、夏になるとわさわさ動き始めるへにゅなのですが、今年は春どころか正月からイベントまるけだったので、果たして夏はどうなることやら。
そろそろ身体がイベント慣れしてもいい頃だと思うのですが、まーだ独りが好き!とか言いたくなる事があるなあ。
いや頑張って遊びますよ。まだまだ


日記の内容と、短歌の内容がおっそろしく合ってない気がするのですが、どないすればええんでしょう??
皆どうしているのだ……ブログを二つ持つの?め、面倒!

短歌でダイエット!
歌のことばかり考えていると、食物を想うゆとりが心に無くなり痩せますぜ。
画期的に食欲が抑えられるようになりました。いぇい。

そして一日は何故万人等しく24時間なの??!
私にだけ倍ください。
もう、なんつうか足りません。朝から日記つけて、ネットして、体操して歩いて買い物して、短歌を詠んで、本を読む。
まるで働いていないみたいです。
そう。へにゅ自身もしょっちゅう忘れるのですが、一応仕事してるのでした。
友達が熱く仕事を語ったりしていると、すっかり無職の気分で情けなくなったりします。そのくらい、本屋というのは楽しくそして嫌なことが無い。
毎日、今日はどんな本と出会えるかな~?とうきうき出勤ですよ。
仕事中に4首くらいは出来るかな。
あー、何かほんま遊んでばっかりの人生です。

しかし遊び足りない。
小説を書く事と、HPを立ち上げることと、神棚を作ることと、部屋をヴァッサー風に改造することと、短歌の教室に入ることと、いやいや、他にもまだまだやりたいことがありまする。
夏までには出来るかな?
はっ!それより掃除をするのだった……それが当面の目標です。がく……低っ。
家を!綺麗に快適にうつくしく~。


文士王

2006年05月29日 21時29分59秒 | 短歌

きちんと文章を書けるひとになりたいなあ。
……と、常々思っていて、でも、思うだけ。


最近、ビジネス書を何冊か続けて読んで、「社長になる!」と起業すること、「わたしは社長だから」と意識を高めること、何てかっこいいんだ!!って、簡単に流されるへにゅだよ。いいよね、「社長」て。この肩書き一つで、モチべーションなんかぐんぐん上がりますなあ。
同じカッチョ良さを秘めた言葉に、「女優」があります。
「何でそんなに綺麗なの?」
「それは私が女優だから」
「何でそんなに努力できるの?」
「女優ですもの」
……カー!!かっちょええ~。


という感じで、文章を書くことに対するやる気を高める言葉について考えました。
それが「文士王」。
書かないと~上手になんないよ~。何て言ってるより、
「私、文士王だから!」
(↑軽く意味不明)
って言うと頑張る気が起きる。そうさ単純へにゅ。
海賊王におれはなる!みたいな感じでこう、究極前向き?


名刺を作んなくちゃいけない。
それで、肩書き何て入れるか考えていて、こんな思考に。
へにゅは書店員ですが、そこをアピールしても仕方ないので。
それで「文士王」。
本気ですか。本気です。
多分、名刺を交換する相手は、会社の名前と肩書きが入ったちゃんとしたやつを下さるような場だと思うのだけど。
まあいいか。
奇怪な行動を控えていいことって、結構、ありません。
世の中はやはり個性で回っている。


このところ、周囲でおめでたい事ばかり起きます。
お店の開店に、スカウトに、結婚式ですよ。
こういう時は、大体おこぼれラッキーが降って来るものです。カモン、派手にいいこと!
あっ、そういえば森田くんのイベントがもうすぐだー。
半年ぶり♪ですなあ。
大阪城ホールでガクトとかラルクとか見ながら、いつか森田くんがこんな大きな会場でイベントやってくれたらいいのに、って思っていたのが半年ほど前です。まさかこんなに早く実現するとは……。一万人(←いや微妙にチケ余っとるようですが)をその気にさせるイベント力!敵無し!ってとこを目の当たりにしたいです。


軽く歌でも詠もうかなと思ってたけど、手帳がないや。


快晴に 深紅純白 大輪の薔薇
いっそ全部 暗黒ならいいのに


書物繰る 爪にピンクの色乗せて
ああ特別じゃない 大人になった


遠くまで 行けば変わると思ってた
帰る場所のある 甘えに気付かず


1999 人類は 滅びてしまえばよかったね
貴方だけ独り 逝く前に


この胸を 撃ち抜く声は弾丸
跪かせて、 孤高のたましい
(……みつきさんのライブの感じで)


土砂降りに 流れ消えゆく紅い花
我らを繋ぐ 唯一の絆
(ヴァイスっぽく!!)


幾千の 雪雪雪の 空覆う
白は神聖 それとも虚無か


なにもかも 確かなことなどない世界で
きみだけ永遠と 信じていいかい
(メルです。ロラン×ファントム)


指先に触れる暗黒 みずのおと
ふたり、深淵に分かたれて


こういう湿っぽいのって、誰でも出来ます正直。
百首くらい詠んだら、個性は確立するでしょうか。
しかし漫画だって、百ページ描いたくらいじゃさっぱりオリジナリティなんぞ出てこないので、まあ1千くらいを目標に。

そう、文士王を目指すのですよ。


 


へにゅさんの新たな世界

2006年05月24日 14時18分37秒 | ふつうに日記
またしても凄まじくご無沙汰ですよ…m(__)m
あまりにもパソコンに触らない生活が続いているへにゅです。
代わりにナニをしているかというと。
…本を読んでいるのだね!
先月、先々月と、月間読破量30冊を目指し、果たせなかったのがもう嘘みたいに軽快なペース♪
ィヤッホウ♪♪
しかも勢いがついているらしく、手に取る本全てが大当たり☆
って、前にも書いたっけか。今携帯なので確認しない(←多分携帯からもブログは見られる筈だけど、やり方がわかんない)
本の中から新しい世界を探してくるのが、へにゅ流やねん。
だから、ああ退屈なり色々倦怠なり~と思ったら、まずは読書さ。
今回も新しい素晴らしいモノ発見。
それは、俳句・短歌。

……
――うっわー、地っ味ー。
いやあ正直、ブログにアニメ声優系の感想文なんか書くの、違うなって思っててん。
只、こう……あまりにも好きだからさ。話題にしてただけ。
こういう方向性で行こう!なんて、はっきりした路線はそのうち出てくるもんやしね。
出たで~。出てきたで~。「今までのへにゅの人生に、全く無かったもの」。
それを探し続けるのが、へにゅの生き方やねん。
前と同じじゃ厭。
いつも一緒じゃ飽きちゃう。
常に新しい刺激がないと。
つうわけでしばらく句作の世界に行って参ります。
聞いた話によると、俳人さんというのは、一日に百も句をこさえるらしいよ(☆。☆)
100?!
3ケタですか。
が、がんばるさ~。

煉獄のエスクード

2006年05月11日 23時22分57秒 | 読んだ~(~▽^)/

うっひゃあ……何か凄い久し振りでございます。
一ヶ月ぶり位でしょうか。
4月から、折角前代未聞の本数のテレビアニメが始まり。
それに伴い、私自身のエアチェック本数も増え。
さー、陰陽大戦記を超えるハマりものは、何処に??と、目を皿の様にしてみましても、全くどうといったことのない出来の作品ばかりで少々、憂いておりました。
どれもこれも、そこそこ、といった感じです。今のところは。
あああ、そんなもんなのねえ。どうして皆、おんみょのように出来ないのかしら?
軽く失望。

──てな心の隙間にずばんと来ました。
小説です。
へにゅの新しいハマりものは小説なのでございます!!
う、嬉しい~。
あらゆるメディアの中で一番スキです。だって書店員になるくらい本が好きな生き物へにゅ。

貴子潤一郎著、富士見書房刊、
「煉獄のエスクード」
既刊、1巻~3巻。

です!!

バチカンに所属し、破魔の妖剣に選ばれた美少年(←ポイント)剣士(←ポイント)を主人公に、ちょっと年上のお兄さん魔術師(当然美青年)や、綺麗な男の子大好きの敵役(当然美青年)がひとも魔物も殺しまくる(←おおいにポイント)、過酷な世界の物語です。

いいの?!ソレありなん??だって富士見ファンタジア文庫やん?!
って、ツッコミ入れながら読むの。読むべし!
ライトノベルは、対象読者の萌えポイントを確実に押さえる配慮がどの作品にも行き届い
ていて、
それゆえにへにゅのせっま~いストライクゾーンには、まるっきりかすりもしねぇ!
というのが常やったんやで。
それがどうでしょう!!
下手なBL作品よりも萌え度が遥かに高いよ!
ひゃっほう♪

ファンタジア文庫ってーと、「ロン毛のツンデレ美少女と、天才とか最強とかだけど恋にイマイチ不器用な男主人公との、バトルラブコメ」ばっかやってるレーベルなんだと思ってたよ。
いやいや、ここんちで男同士のキスシーンが拝めるとは思っても見なかったっス。
BL小説じゃ、「あってあたりまえ」。
予想もしない角度から来る変化球だからこそ、萌えるんやんなあ。
あー、戦う男は美しいわー。
戦闘があって、命がかかってて、そしてカップリングがある。
理想です!!
命削ってない、恋愛物作品に出てくる男なぞごみだ!言い切るよもう。

つうことで。
しばらくコレの話ばっかします。
萌え~。