へなちょこへにゅの「へ」の字あたり。

萌えたり燃えたり遊んだりする、女子と腐女子の境目辺り。漫画とか喫茶店とか日本史とかが、へにゅの棲家。

水辺の喪失

2006年12月13日 14時35分52秒 | 短歌
一、幸せを 祈るひとより 破滅まで ただ傍に在る 貴方が好きです

二、地下街の 天窓越しに 月見上げ 何処にも居ない 誰か捜して

三、変わらない 街に降る雪 想い出も 踵の下で 砕け散る永遠(トワ)

四、きみがいる それだけでただ 無敵だと 酔う放課後の 愚かも絶えて

五、稚(ワカ)き日の 不変の誓い 破り棄て 殺すはキミの 理想たるボク

六、言葉では 届かぬ心 あるでしょう 詩情みだらに 黒塗りたくる

七、雨が撃つ きみの背に瞳(メ)に 意思という 焔(ホムラ)読み取り 血も流れつつ

八、高架ゆく 車影見送り 垂れ雲の 灰の遥かに 消えるあの頃


北浜レトロ初体験でございます(^^)

大阪で紅茶好きといえば、まずここに来るのでは?!……というくらいのメジャースポットの筈。
しかし北浜て!!
不便!遠い!どやって行くねん!!
泉州在住のへにゅにとっては、微妙な遠さがイヤンな感じだったので、今までご縁がなかったのでした。

でも、来てみてびっくりw(゜o゜)w

へにゅ、ここ夢で見たよ!!
なにゆえ??!

デジャブではないねん。
だってちゃんと、筋を記憶した夢の一部分であることが、認識できている。

うーん……
十年位前に、よく中の島公会堂のイベントに出ていたせいで、記憶に残っていたのかなあ?
ここらで働き始めたりしたら、運命だー!とか盛り上がれそう(^_^;

川とか海とか、水辺が好きなへにゅです。
ここらへん、ええとこやなあ。適塾も近いし(←へにゅは幕末好き)。

大阪の街が、水だらけだったらいいのにな。冬の陣夏の陣の頃のように!
惜しいなあ埋め立てちゃって。
東京を歩いていてもそう思います。
街と水辺の親和が欲しい。
そんなことを考えながら、久しぶりの八首でした。

好みのタイプだー!よっしゃー!

2006年12月04日 21時53分10秒 | 軽くヲタ話

もろ!丁度そこ!一分の狂いもなし!
いわゆるストライクゾーンに直球ずどん!!!

……っていう時の嬉しさって凄くね?
今までどれもこれも微っ妙~にハズれてた諸々に、あー、もー、こんなもんで妥協しとかなしゃあないんかなー……
なんて諦めかかってた時期に、大当たりを引いたのならば尚更。

へにゅにとって貴子潤一郎さんの「煉獄のエスクード」はまさにそんな。
大いなるツボ。

所詮、中高生でも男子でもないへにゅですよ。
ライトノベルのターゲットから、大幅に外れておりますへにゅですよ。
心から好きになれる作品なんて、この先、一生現れないかも……
もうライトノベル読むの、諦めたほうがいいかも!
って。思ってたから!!

出会えて嬉しい、見つけて大喜び、お蔭様で他の読書にも力が入るという、まさに今年度ナンバーワン。
っちゅうか、永遠にナンバーワンかも知れません。
ラノベ作家で、貴子さんの上は居ません。

……って、思っていたのに!

「このライトノベルがすごい!2007」を読みました。
へにゅのラブ~い「エスクード」は、まあ掲載されてはいたんですけども、
……
……
なんつの?
「その他大勢」?みたいな……
……

ランキングにかすりもしてません(>皿<)

そ、そうなの??
しかも、同列で紹介され(まあ、掲載面積の広さという点で)ている中には、へにゅ的には今年度ワースト1に選んでもいいダメ作品が……!!

はあ~、そういうもんなの~??

気を取り直して、ラノベ感想ブログなど幾つか回ってみたのですが、やっぱ、かすりもしてませんでした。
おっかしーなー、そこそこ目利きのへにゅなのだがな。

所謂、「腐女子的な萌えポイント」(まあ、ぶっちゃけて言ってしまえば、「いかにいい男といい男が、いい感じに戦うか」)を、男子向けの小説の中に求めている時点でマイノリティなのでしょうか?

でもさ!
BLとか女性向けラノベ(ビーンズとかウィングス)だと、優しすぎるねん、作家が男性キャラに対して。
もっと壮絶に死んだり殺したりしないと!
戦いはあくまでも過酷でないと!
読者が女の子だと、「好きなキャラは死んで欲しくない」要望が高いからなのかな??
全体的にヌルいっていうか……作家さんの、戦いへの愛が足りないと感じる場合が多いです。
いい男といい男は!
殺しあってナンボ!

へにゅは、「絶対にもう殺しあうしかない二人」がどうしようもなく好きなのですよ。
(↑とか言ってて、真澄さんが生き延びちゃったらどうしようか……
……まあそれはそれで上手いことやってくれるでしょう!きっと!信じろ!←自分を説得してみる)

これは、かなしいはなしにしかならないな……という予感がびしびし伝わる、そんな物語が愛しいです。

幸せになる為にたたかうというより。
幸せになれないと知りながらたたかう方が。

……強くはないでしょうか?

へにゅは、強い男の人が好きです。