「大浪池か甑岳かどっちかや!」
「どっちでも・・花は」
「ミツバが終わったか?まだ有るか?」
5週連続で土曜日に前線通過、日曜日辛うじて晴れのお天気
日曜日所用で9時以前の出発は無理
当然行く場所が霧島連山周辺に限定され
霧島連山の花は時期的にミツバツツジが終盤
大浪池か甑岳(こしきだけ)かに迷ったが、
通行止めが有り迂回が必要な大浪池を避け
数年ぶりの甑岳へ
小林ICから県道1号線を登り駐車場へ
旧温泉跡に2台、通行規制検問の広場には警備員以外の車なし
用意をして10時出発
本来の登山口は県道を数分下った所ですが!
「この森を真っ直ぐ突っ切ったら登山道に出るやろう」
道路の前の茂みに分け入って
住人の生活道路をトレース
ピッタシ!思ったとおり
六観音御池から甑岳への途中にでて
すぐに登山口から道と合流
「これで普通に登山道やね」
この一帯、九州南部では貴重なモミやツガの針葉樹原生林で
国の天然記念物なんですが・・・
大木の立ち枯れも多く
昔に比べ大木が減り明るくなりましたね~
「きゃ~~花道や~~」
確かに!おっしゃるとおり
山が「いらっしゃいませって~」
まあ・・・そういう解釈ね
ところで何の花?ネジキ?ハイノキ?
火口縁に出る最後の登りは
もともと急で荒れてしたが
更に・・・
1時間かかって11時火口縁に出、山頂標識
国土地理院的に、ここは山頂ではありませんが!
火口周回路を左周りで
韓国岳を北から見る久しぶりの景色
日当たりの良い南側は、もうミヤマキリシマが咲いて~~
えびの高原や硫黄山とほぼ同じ標高
一旦下って登って来たのが良く判ります
周回路はもうミヤマキリシマロード~~~
2023/05/14甑岳1
気持ちの良い周回路(火口縁)を進み
正真正銘の甑岳山頂1301.4m
11時24分記念の構図
ミツバツツジがまだ咲いていて
花弁に斑点の無い霧島の固有種キリシマミツバツツジ
連休最後ぐらいが毎年ピークですから・・・
花弁が沢山落ちてます
最盛期には全てピンクになる一帯・・
かろうじて残ってくれていた
まだ咲いていた!1株
「ミツバ観なら標高の高い大浪池い行くべきだったね」
「まだ咲いていたから良いじゃん」
六観音御池や白鳥山が見える所まで回って来て
11時50分ランチ休憩の場所を探すも
日差しが強く「日陰がいいね」
「木の下は毛虫がいるけどね・・・」
松の木の下でピクニックです
青空と~~~
焼かないサンド
焼いたホットサンド
日陰の木の下はやっぱりキエダシャク風が3匹、もっと小さいシャクトリ風が2匹
バッタの幼体?が数匹ザックや服に落ちてきてました
いたずらされる事は有りませんが・・・
気持ち的に「もう他にいない??・・早く採って」となりますよね
50分のランチ後下山です
「ここかな??朝来たの」
朝通った所を探しながら
ほぼ通った所を戻り、
13時30分駐車場到着
GPS計測で距離4.5km、時間3時間30分(50分ランチ)、
標高差253mのハイキング&ピクニックでした
たった4km、2時間も歩いてないのに
2人共疲労感があり
「なんで・・・」
まあしっかりストレッチ
ミヤマキリシマは
阿蘇仙酔峡や烏帽子岳付近でも結構咲いてると
高千穂河原中岳探勝路でも満開近いと
今年の開花は早いだの、遅いだの、裏年だの、
議論するのは人間の”いらぬお世話”
彼らは彼らの暦で咲き、また彼らの都合もあるかと
今週末から徐々に高千穂峰は開花が始まるでしょう
そしてミヤマキリシマ巡り
高千穂峰や大幡山から久住大船山や平治岳へ、
そして三俣山や星生山扇ヶ鼻、最後に韓国岳山頂部と
大忙しの1ヶ月間が始まります
それにしても土日晴れにして欲しいです