最近のドラマを見ていて思うこと。
それは、脚本が面白くない・・・ということ。
また設定に無理があったり、中途半端に非現実的だったり。
そしてストーリーに合わせたキャスティングではなく、キャストに合わせた脚本のような感じがしてならない。
中身より外見重視か・・・・・?
キャストで視聴者を釣ろうとは、あまりにバカにした話。
最近では、ドラマの制作費が削られて、現場では四苦八苦・・・という噂も耳にする。
しかし、カネをかければいいものができるという保証もない。
古い時代にい比べて、作品作りに対する熱意というか執念というか・・・・、そういうものが欠如しているように見えてならない。
その前に、「視聴率ありき」という目先の結果だけを追い求めているような感じも・・・・。
最近では原作がコミックだというものも少なくない。
だからこそ、脚本家の腕の見せ所なのだろうが、案に相違して脚本の不味さというか雑さが目に付く。
ゆえに、見ていてストーリー展開に無理があったり、滑らかさに欠けたり。
時には、視聴者の批判を浴びて、途中で脚本をいじってしまい、かえって不自然な展開になるものも散見される。
さらに表面的なことに目を奪われて、俳優たちの演技に「味」や「こく」がないようだ。、
もっと人間の心理や人情の機微を出せないものか?
心の襞に触れるというか、琴線に響くというか・・・・・・。
まあ、主役を張るのが若いジャニタレであったり、昨日今日出てきたばかりの世間知らずのお嬢ちゃんでは無理だろうが・・・・。
派手なパフォーマンスばかりで、中身が薄い。
かつてのドラマの中には、何度見てもまた見たい・・・というものが多かったが、今は1度見たら2度目は見たくないものが多くなってしまったのは残念である。
作品を作る人たちのハードルが低くなってしまったのかなあ・・・・??
それとも、現代人が総じて劣化してしまったのか?
ひょっとしたら、私の感性の方が老化してしまったのかも・・・・。