枝豆を常備して! 筋肉量や骨密度の増加、
健康寿命の向上にも期待できる
「低脂質タンパク質」を効果的に摂取する3つの方法
毎日の食事に低脂質のタンパク質を多くとり入れることが、
より健康的な食生活につながるということが、『Journal of Clinical Nutrition』誌や
アメリカのタフツ大学、ドイツのオルデンブルク大学で発表された研究により明らかになった。
【写真】栄養士がオススメする、タンパク質が豊富なプラントベース食品
タンパク質を積極的に摂取することで、筋肉量が増えるだけでなく、
骨密度や寿命が向上する可能性があることが示唆されている。
タンパク質の摂取量を増やすための簡単な3つのアイデアをご紹介。
スムージーにナッツをプラス
アーモンドやピーナツバターを入れて、スムージーの風味をアップ。
熟したバナナ1本、生のケール1束、塩入りピーナッツバター大さじ1杯、
シナモン1かけ、氷1つかみ、水1杯をブレンドすると、
ランチタイムまで元気に過ごせるパワースムージーのできあがりだ。
「完全タンパク質」に注目、おつまみに枝豆を常備して!
卵、魚、キヌア、大豆製品などは、
私たちの体に必要な9種類のアミノ酸をすべて含む完全タンパク質。
ハッピーアワーのおつまみには、ぜひ塩味の枝豆を。
冷凍枝豆を殻付きのまま数分茹で、柔らかくなったら、
塩とお好みの調味料で味付けして召し上がれ。
雑穀をブレンド
次にご飯を炊くときは、タンパク質が豊富なキヌアと一緒に炊いてみて。
白米3/4カップ、キヌア1/4カップ、水1/4カップを用意。
鍋で炊く場合は、小さな鍋に塩小さじ1/2を加え、
沸騰したら弱火にして蓋をし、17分ほど煮る。
蓋をして5分ほど火から下ろし、蓋を開けてフォークでふんわりと混ぜたら完成。
キヌアのタンパク質が加わることで、シンプルなご飯よりも
長くエネルギーと満足感を保つことができる。