20161124~20161205 ネパール タマンヘリテイジトレイル・ゴサインクンド トレッキング 01
2011年9月に続いて、ネパール・ランタン周辺のトレッキング リポート
2015年4月25日に起こった「ネパール大地震」後の山行になります。
地震では特にランタン地域の村々が壊滅的な被害を受け、2011年のトレッキング時に泊った村や歩いた道など跡形も無く消えてしまったところが多くあります。今回はランタン村やキャンジンゴンパ方面には行かず、比較的被害の少なかったと言うタマン地区のトレイルを歩き、ゴサインクンドに登るトレッキングルートを8日から9日間かけて歩くことにしました。
地震発生から1年半が経過し、だいぶ復旧してきているとはいえ、2016年11月時点でもあちこち地震の爪痕が見うけられました。
2016年11月24日(木)東京/羽田国際空港(移動)21:00 羽田空港着
事前にnetでチェックインをすませているので、面倒はありません。行きはバンコクまでは深夜便なので、廊下側の席を確保し、トランジット後のバンコクからは早朝便なので窓側の席を取った。
バンコク行きタイ航空 TG661便、預け荷物の重量 = 22kg、意外に荷物が重かったが、前回の教訓を活かし食事の際の「副食」を多く詰め込んだせいだろう。
2016年11月25日(金)東京/羽田 → バンコク(経由) → カトマンズ(移動)
羽田空港での搭乗 00:10、離陸 00:54、東京/羽田空港発 TG661便(ボーイング 747-300)
11月25日 05:10(ローカルタイム)バンコク/スワンナブーム国際空港 到着
今回はバンコクでの1泊は無しで、5時間ほどの空港内トランジットのみでカトマンズに向けて飛びます。前回掛かった出国税(tax):700B 約¥2,000弱は、今回は空港内トランジットなので掛かりません。
同日 10:45 バンコク/スワンナブーム国際空港出発 TG319便(ボーイング 777-200ER)
同日 12:45(ローカルタイム)カトマンズ(トリブヴァン国際空港) 到着、バンコクからの飛行時間は約4時間
機内から見るとヒマラヤの頂上付近は良く見えるのだが、全体的に厚い雲がかかっていて、残念ながらマウンテンフライトというわけにはいかなかった。
先にvisa申請料(15日間=$25)を隣の銀行カウンターで支払ってから、あらためてイミグレーションの列に並んで入国審査を受けるので、なかなかに時間がかかってしまう。
実は今回から導入された、「netでのVISA申請」というのを事前にしていたのですが、結果的には機内で用紙に記入しなくてよいくらいの違いしかない感じで、手続きの時間が短縮されるということには残念ながらつながっていない。
結局、1時間半ほどかけて、visaを取得し、入国審査と荷物受け取りを終わらせて、やっとのこと14:30に空港施設から外へ出ることが出来た。
空港の外の喧噪はいつもと変わらずで「帰って来たなぁ」、という感慨に浸れます。
空港には前回同様にエージェント(ヒマラヤンアクティビティーズ)のガイドのミンさんが迎えに来ていた。車に同乗して、ホテルのあるタメル地区へと向かいます。
街中は以前と変わらず、喧騒と交通渋滞とうるさいクラクションの音。地震後、あちこちで建設工事、土木工事などをしているせいもあって、町全体がかなり埃っぽい。
とりあえず、予約していたカトマンズエコホテルにチェックインし、ロビーでお茶を飲みながらヒマラヤンアクティビティーズのスタッフやガイドたちと打合せを行ないます。
トレッキングパーミッションの確認、トレッキングルートの再確認をして、外の外貨両替所でトレッキング時に必要な程度のルピーに交換。たいして現金化する必要も無いので、ホテル隣にある両替屋で両替、¥5,000 = 4,730ルピー (1ルピー = ¥1.06) (交換レート¥10 = 9.46 ルピー) まぁ、1ルピー=1円という感じですね。(前回2011年の時は1ルピー=1.1円だったので、ほぼ変わらない)
カトマンズエコホテル (Kathmandu Eco Hotel) 4階のスイートルームに宿泊。
カトマンズのホテルは今はだいたいどこも充電OK、free Wi-Fi OKですので、電話をかける必要が無ければ日本から持ってきたi-phoneがそのまま使えます。もちろんメールもネットもまったくストレスはありません。
19:00時点でのカトマンズ市内の気温は23°c、出発当日に雪の降った横浜から来るとかなり暖かい。夜は屋台で買った大きなチーズハンバーガー(160ルピー)を頬張りながら、懐かしいタメル地区を散策します。
季節柄、様々な果実に混じっていろいろな種類のキノコが売られている。栽培ものというよりは山から採ってきたものが並べられている、という感じだ。
ホテルに戻って明日の出発準備のパッキング等を済ませ、明日は早いので、21:30には早々と就寝する。