バリカンのお話

　よくお客様から

　「鋏で借り上げてね．．．」とか

　　　　「鋏で短めに．．．」とか　　


リクエストを頂きます

ようはバリカン入れたくない派の方々です


昔堅きの理髪師さんで、総鋏（バリカンを入れに事）で

スポーツ刈り、角刈りをやる方が居ました

結構ステイタスな腕自慢のパフォーマンスです


バリカンて０コンマから１０数ミリまで長さ（厚さ）があるんですよ

だからスタイル次第の対応は十分に出来ますし

メリットが大きい

まず、時間の節約　コレはお客様が理容椅子に座っていなくてはいけない

ストレスをかなり軽減します

それと速く綺麗な仕上がり　


それに、バリカンはあくまでも下地作りで補助的なものです

欧米ではすべてをバリカンですましてしまうケースが多いですが

日本の理容室はまだまだ腕自慢をもっとうにしいる理容師さんがおおいので

補助的にしかつかいませんね

最近の流行で大人ボウズとかボウズベースの短いスタイルがありますが

コレに限っては、私もバリカンを使わないことがあります

やや荒く刈ったりすることで自然な仕上がりが作れるからです

なのでバリカンはあくまでもケースｂｙケースでの使用と使い分けです

ま～中には数こなしの為に、いらんケースでもバリカン使う店もあるようですが．．．

出来ればバリカンを使う使わないの事に関しては

スタッフに相談するといいかもしれませんね

あくまでも腕自慢な精神を持っているスタッフに限りますが．．．


追伸：くすぐったいとか、バリカンの振動でかぶれる方は必ず
　　　その事をスタッフに告げる事です