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晴れた日にバイクみたいな乗り物でどこかに行こう

京都から日帰りの近畿圏を社内ツーリングクラブで走っています。足跡残しにブログを開設しています。

ツーリング装備 無線通信(その2)

2009-05-05 | ツーリング装備

2009年 春 ツーリング装備追加(続編)

特定小電力無線通信の実力評価

 

春ツー・GWツー開催時にインカム・無線機の実力と効果を試しました。

 

無線機は同一(DJ-P11)ですが装着位置が異なり、インカムは同価格帯のメーカ違いです。

 

前回にKTEL製取付のご紹介をしましたので、今回は先頭車TKさんのアドニス製インカム取付の紹介をしておきます。


ヘルメットへの取付はマイクと一体型のクリップを用います

 

イヤホンをヘルメット内装にマジックテープで取り付けた後、クリップでマイクアームを取り付けます。

(事務用品のクリップと構造的には同一)

 

クリップレバーを跳ね上げた後、お化粧カバーを取り付けて完成です

 

 

KTELとアドニスの装置方法の違い

マイク編

 KTELはマジックテープをヘルメットに貼る必要があります。
アライのRAMⅢではちょうど凸凹の段差部にマジックテープがくるので、無線機側のマジックテープが半面ほどしか使えません。

(半分でも特殊マジックテープなので落ちることはありませんでした)

付属のマジックテープは一対なので、別のヘルメットに付けるときには別途購入しなければならず、予備マジックテープをサービスでつけるなりの配慮があっても良いかと思います。

 アドニスは簡単なクリップです。

見た感じはひ弱そうですが、取付位置を選ばずに装着でき、外したときにはスッキリするところが好感です。

 

スピーカ編

 KTELはスピーカーコードがプラグ式で、ボリュームBOXにミニプラグで接続する方法なので、個別に装着でき、断線させる心配がありません。

 アドニスは一体式なので、無理な取付作業をすると断線させる可能性があるかもしれません。

 

外観として・・・

どちらも一長一短がありますが非装着時のヘルメット外観を優先するとアドニスに分があると思います。

(工具を使わない方式でのクリップ止めに利便性を感じました)

 

 

バイク本体への無線機装着
TKさんのバイク
本体はアシストグリップに布製袋の中に収めつり下げる方式です。
PTTスイッチはハンドルクラッチ側のBOX裏側にプッシュ式を装着し、両者中継コード類はシート・タンク下を経由しています

 

私のバイクは

本体はハンドル部ナビ用ステーに100均ポーチで取付

PTTスイッチはミラー部に共締めし、余ったケーブルはポーチ裏面に束ねて収納。

 

取付位置は車種や装備により変わります。

ハンドルに本体を装着すると軽快感が失われるので、車体側に装着するのがBetterでしょう。

ツアラーのようなカウル付きならばカウル内に上手く装備できると思いますが、Off車やネイキッドの場合は配線処理を考えながら行わないとスッキリした外観に仕上げにくくなります。

例に漏れず、私のハンドルまわりもゴチャッとしています。

 

PTTスイッチ

通信時にPTTスイッチをONする必要があるのですが、両者の使用感をまとめるとレバー式の方が節度があり使いやすいとの評価になりました。

但し、レバー式でも通話状態になりっぱなしになることが数回有り、慣れが必要です。

また、ミラー部にマウントしても届かない場合は市販のステーを使って指先の届くところまで移動する必要があり創意工夫が必要です。

どちらもON後すぐに会話すると話の初めがとぎれてしまいますので、一呼吸してから通話するなどの配慮が必要なことも判りました。

 

通話状態

両メーカーともバイク専用なので通信中の会話不具合は一切ありませんでした。

お試し運用のために、受信専用としてIN・TE・NKさんにも受信機を持って会話を聞いてもらいましたが、会話を聞き取りやすかったのはKTELだったそうです。

これは、ヘルメットの違いや配線状態にも影響があると思いますので、今後再確認したいと思います。

 

混信について

パーソナル用5chを運用しましたが、時折ザザッと別の無線機と混信しているような状態があるだけで問題のない状態でした。

ただ、一度だけ信号待ちで、警察の信号無視取締まり連絡用無線と混信し「右に曲がった白色のハ○エース・・。」とか言う会話を耳にしました。

 

通話距離

郊外ではおおよそ500mの範囲では全く問題ありませんでした。

山岳部では300m位が通話可能距離です。

見通しの良いところだと1km程度なら十分交信できそうです。

 

便利性

◎です。目的通りの効果です。多人数でも有効です。

とても便利で、メンバーに情報を流すのも簡単確実です。

先頭・中間・露払いの3名が交信できればそれぞれの状況が判り、距離も有利になります。

受信するだけなら無線機本体とスピーカ(安物の薄型耳掛けヘッドホン改造がお勧め)で0.85諭吉以下で揃います。

無線機の電源はアルカリ単3電池2本で十分ですから新たな配線も要りません。

胸ポケット又はチョークバックに入れておけば配線まみれになることもありません。

 

ボリューム位置

両メーカーで異なります。

KTELの場合はヘルメットにボリュームが付きますが、そのBOXが大きいのでヘルメット装着時に邪魔になるときがありました。

また、ケーブルが垂直方向に出るので、右コーナーでジャケット肩パッド部と干渉し首に負担を感じました。

(次回よりBOXからの配線を後方に取り回すように工夫してみます)

アドニスはハンドル部にBOXをマウントすることになるので余った配線をまとめるのでゴチャゴチャしてしまっています。

 

最後に・・・

バイク専用マイク以外の通常のハンドマイクも試しましたが、走行中とても使用に耐えれる物ではなく、通話時には片手運転になるので停止時のみの使用限定となりました。

そのハンドマイクを試用してくれたINさんは、現在自作でヘッドセットを開発中です。

できあがりましたらご報告します。



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