雪の夜、彼女のために事務所に向かった事もありました。
老人ホームで胸触って、その天然さに罪悪感を感じた事もありました。
ラジオの製作現場で穴掘ったり暴れたりした事もありました。
エステでお得意のフレーズ「ひんそ~でひんにゅ~で」からそれを否定したり
オーディション3連敗の恐怖から、ファンタジスタと呼ばれるまさかの逆転劇を見せたり
初の水着の仕事で温泉に行く約束をしたり
強くなりたい願う彼女の涙をそっと拭いてあげたり
学校の宿題を事務所総出で手伝ったり
お茶のCMの演出を2人で考えたり
色んな事がありました…
夜の海沿いの街道。
1組の男女が歩いている。
1人は30分前まで全国でもトップに組する「アイドル」だった女の子。
そしてもう1人は彼女の「プロデューサー」であった男だ。
「終わったな…」
「ええ…お別れコンサート大成功でしたね」
まだ興奮冷めやらぬという感じで少女は男の呟きに答えた。
「ああ、社長も記者の善永さんも凄く感動したって言ってたぞ」
「コンサート前からずいぶんお世話になりましたし」
「3週連続で記事にしてくれたりな。善永さんはデビュー直後から
雪歩に注目してくれていたし、本当にお世話になったよな」
「社長も事務所を大きくしてくれたり…後は…え~と」
「ははっ、結構見えない部分で色々お世話になってたんだぞ」
男は笑いながら彼女の頭に手を置き、そこでぽんぽんと弾ませる。
少し照れたように俯く雪歩。
「私がAランクまで上がれたのも、色んな人の後押しがあったからですよ」
「それもその色々な人達が、雪歩がトップアイドルになれるって信じてたからさ」
「昔の私は自分に自信がありませんでしたから…
私自身だけが自分を信じてなかったんですよね…」
「でも雪歩はトップアイドルになった。それで自分を信じられる強い子になれたんだろう?」
「はい…ありがとうございます」
微笑む雪歩。その顔、仕草に思わずドキッとしてしまう。
それを隠すように視線を空に向けたまま小さく呟いた。
「まぁ…1番信じてたのは俺だけどな」
並んで歩いていた雪歩の歩みが止まった事に気づいて振り返る。
数歩後ろから、何かを決意したようにプロデューサーを見つめている雪歩。
並木道のライトアップされた夜桜が彼女に幻想的な印象を与える。
少女は振り絞るように小さく震えて声を出した。
「プロデューサー…あの…お願いがあるんです…」
「ああ…なんだい?」
「ご褒美…もらえませんか?」
すでに葉桜になりかかっている桜に、海風が吹きつけ
僅かに残っていた花びらが夜を舞う。
夜桜をライトアップするための照明が2つの影を映す。
片方の影がつま先を上げて、そしてゆっくりと重なり合った…
散りゆく桜は2人の行き先と同じ。
アイドルとプロデューサーという関係を終了させた2人は
新たな関係へと進んでいき、そしてまた花開く事だろう。
移りゆく季節と同じように。
最終成績 チェロ (雪歩)
アイドルランク A ファン数 128万6679人 61週目活動終了
最高順位 2461位 最終イメージLV 16(Wブースト) 最終イメージ ヴィジュアル系
デビューシングル THE IDOLM@STER
2ndシングル 太陽のジェラシー
3rdシングル First Stage
ラストコンサートソング First Stage
雪歩評価 S 社長評価 55/100 最終評価 80/100
プロデューサーレベル -A
普通P>中堅P
感想
…思い返すと涙腺が熱くなるのは楽しかったからなんでしょうね。
だからこそ引退という事実に怯えたその結果が
約3ヶ月というプロデュース期間でしょう。 最長です。
これでも短い方なんでしょうけど
メールで呼び出されたら普通に抜け出したりしてましたからw
彼女と出あった旧ホームは3月一杯でアイマス撤去。
新ホームを早々と見つけられたのが幸運でした。
雪歩が茨の道と情報で知った時には既に彼女に入れ込んでいて
自分の中で「これが基準になれば怖いものなど何も無い!」とか考えたり。
雪歩のTrueはある意味1つの節目。
しばらく雪歩はお休みです。
予定では第3期プロデュース(あずささん、律っちゃん(予定))が終了後
4期のプロデュース(おそらく初のデュオ 春香+真or千早、ソロ伊織?)
本当に上手くいけばここで超売れっ子、衣装もアクセも大分揃ってるでしょう
準備は整ったって事ですよ。
そしたら記録に挑戦する雪歩にチャレンジです。
ソロランキングに入れる雪歩を目指しつつ、夢は大きくアイドルマスター!
後1年ぐらいかかるのか?この途方も無い計画は?
…もつかなあ?色んなモノが。
最後になりましたが
ありがとう!雪歩!
老人ホームで胸触って、その天然さに罪悪感を感じた事もありました。
ラジオの製作現場で穴掘ったり暴れたりした事もありました。
エステでお得意のフレーズ「ひんそ~でひんにゅ~で」からそれを否定したり
オーディション3連敗の恐怖から、ファンタジスタと呼ばれるまさかの逆転劇を見せたり
初の水着の仕事で温泉に行く約束をしたり
強くなりたい願う彼女の涙をそっと拭いてあげたり
学校の宿題を事務所総出で手伝ったり
お茶のCMの演出を2人で考えたり
色んな事がありました…
夜の海沿いの街道。
1組の男女が歩いている。
1人は30分前まで全国でもトップに組する「アイドル」だった女の子。
そしてもう1人は彼女の「プロデューサー」であった男だ。
「終わったな…」
「ええ…お別れコンサート大成功でしたね」
まだ興奮冷めやらぬという感じで少女は男の呟きに答えた。
「ああ、社長も記者の善永さんも凄く感動したって言ってたぞ」
「コンサート前からずいぶんお世話になりましたし」
「3週連続で記事にしてくれたりな。善永さんはデビュー直後から
雪歩に注目してくれていたし、本当にお世話になったよな」
「社長も事務所を大きくしてくれたり…後は…え~と」
「ははっ、結構見えない部分で色々お世話になってたんだぞ」
男は笑いながら彼女の頭に手を置き、そこでぽんぽんと弾ませる。
少し照れたように俯く雪歩。
「私がAランクまで上がれたのも、色んな人の後押しがあったからですよ」
「それもその色々な人達が、雪歩がトップアイドルになれるって信じてたからさ」
「昔の私は自分に自信がありませんでしたから…
私自身だけが自分を信じてなかったんですよね…」
「でも雪歩はトップアイドルになった。それで自分を信じられる強い子になれたんだろう?」
「はい…ありがとうございます」
微笑む雪歩。その顔、仕草に思わずドキッとしてしまう。
それを隠すように視線を空に向けたまま小さく呟いた。
「まぁ…1番信じてたのは俺だけどな」
並んで歩いていた雪歩の歩みが止まった事に気づいて振り返る。
数歩後ろから、何かを決意したようにプロデューサーを見つめている雪歩。
並木道のライトアップされた夜桜が彼女に幻想的な印象を与える。
少女は振り絞るように小さく震えて声を出した。
「プロデューサー…あの…お願いがあるんです…」
「ああ…なんだい?」
「ご褒美…もらえませんか?」
すでに葉桜になりかかっている桜に、海風が吹きつけ
僅かに残っていた花びらが夜を舞う。
夜桜をライトアップするための照明が2つの影を映す。
片方の影がつま先を上げて、そしてゆっくりと重なり合った…
散りゆく桜は2人の行き先と同じ。
アイドルとプロデューサーという関係を終了させた2人は
新たな関係へと進んでいき、そしてまた花開く事だろう。
移りゆく季節と同じように。
最終成績 チェロ (雪歩)
アイドルランク A ファン数 128万6679人 61週目活動終了
最高順位 2461位 最終イメージLV 16(Wブースト) 最終イメージ ヴィジュアル系
デビューシングル THE IDOLM@STER
2ndシングル 太陽のジェラシー
3rdシングル First Stage
ラストコンサートソング First Stage
雪歩評価 S 社長評価 55/100 最終評価 80/100
プロデューサーレベル -A
普通P>中堅P
感想
…思い返すと涙腺が熱くなるのは楽しかったからなんでしょうね。
だからこそ引退という事実に怯えたその結果が
約3ヶ月というプロデュース期間でしょう。 最長です。
これでも短い方なんでしょうけど
メールで呼び出されたら普通に抜け出したりしてましたからw
彼女と出あった旧ホームは3月一杯でアイマス撤去。
新ホームを早々と見つけられたのが幸運でした。
雪歩が茨の道と情報で知った時には既に彼女に入れ込んでいて
自分の中で「これが基準になれば怖いものなど何も無い!」とか考えたり。
雪歩のTrueはある意味1つの節目。
しばらく雪歩はお休みです。
予定では第3期プロデュース(あずささん、律っちゃん(予定))が終了後
4期のプロデュース(おそらく初のデュオ 春香+真or千早、ソロ伊織?)
本当に上手くいけばここで超売れっ子、衣装もアクセも大分揃ってるでしょう
準備は整ったって事ですよ。
そしたら記録に挑戦する雪歩にチャレンジです。
ソロランキングに入れる雪歩を目指しつつ、夢は大きくアイドルマスター!
後1年ぐらいかかるのか?この途方も無い計画は?
…もつかなあ?色んなモノが。
最後になりましたが
ありがとう!雪歩!