約三十の嘘 2005年 原作 土田英生 監督 大谷健太郎
出演 椎名桔兵 中谷美紀 妻夫木聰
解説
男四人と、女二人の詐欺師グループの嘘の付き具合いの話。三年前の詐欺の失敗からもう一度集まって仕事しようと言うグループのお話。
物語
なんせ詐欺のグループともなると、年間に10億円以上は嫁ぐ。その手口は、インチキな羽毛の布団を、如何に高価な品物であるかに見せかけてお客を騙して売り込む、詐欺販売である。
なんせ始めから最後まで嘘ばかし。
三年前、皆で詐欺をして儲けた金を今井という女性が須藤と言う男と持ち逃げした、その女性が再び加わって詐欺師の仕事をやる、その女性は手品が上手で、手品でお客の気をひいて羽毛の布団を売り込むのだ。
汽車の特別席を貸切り移動する、商品も同じ汽車に載せている、どうやら一商売して、トランクには七千万円がはいっている、三年前には、一人の男に嘘をつかれ売上金を全部取られて逃げられたので、今度こそそういう嘘に乗らないようにとトランクの鍵を一人一つづつ持っていて、どれが明けられる鍵か判らないようにした。
しかし、嘘つき集団のそのさらにうわまえをはねようと言う詐欺師が居る、それは手品師、はてさて売上金は均等に分けられたか?犯人は?
感想
詐欺師を騙す詐欺師が居る、それは手品師、手品のように金が消える。嘘で儲けて、仲間に騙されてその金を持ち逃げされる、それでも盗人の種はつきない。つまりは、騙される奴が居るからだ。
感じた度 ★☆☆