午後はプラハからドイツの街、ドレスデンへ。
〇ドレスデン城
ドレスデンは旧東ドイツの街で近年観光地として人気がある。
また、第二次世界大戦の爆撃で街は破壊、旧東ドイツ時代に廃墟
のまま放置されていた歴史的建造物が東西統一後には再建が一層
進み、かつての街並みを取り戻した。
〇バスの車窓から
ドレスデン中央駅に入線する赤い列車、高架下を走る黄色のトラム。
◯ゼンパーオーバー(オペラ歌劇場)
◯カトリック旧宮廷教会
建物の黒い部分は爆撃により焼けた部分、茶色の部分が復元された部分。
◯聖母教会
第2次大戦で破壊され長い間ガレキのまま放置されていましたが、世界中から
集まった寄付で2005年に再建されました。
使用可能な残ったガレキをコンピュータで解析し再建に使用され、
「世界最大のジグソーパズル」と呼ばれたそうです。
戦災で焼かれ、残され箇所に手を加える形で歴史的建築物の当時の形を再現、
歴史的建造物・当時の街並みを”形”として残す事に加え、建物や街が見てき
た”歴史”の両方を残すことに成功しています。
破壊された建物をすべて壊して、一から新しい建物・街に作り変えてしまう
再建方法とは大きく異なります。
戦災か自然災害かは別として、復興のやり方にはこんな方法もあるのだ、と、
一つの文化を肌で感じた瞬間でした。
◯ドレスデン城にある壁画「君主の行列」
マイセン(陶磁器)で歴代のザクセン候が年代順100mに渡り描かれてます。
長さもさることながら、陶磁器というのも凄い、さすがマイセンの故郷です。
◯自由行動、小腹が空いたのでチョコレートショップでおやつに小さな
チョコレートを購入。
一枚50¢くらいだったと思う。(ドイツは通貨がユーロです)
あとアイスクリームも買いました。
◯プラハのホテルに戻り。この日はホテルのレストランで
ビュフェスタイルの夕食。
毎食肉系が多いので野菜を多く摂るようにしてます。
〇もちろん、ビールも忘れずに。
夕飯の後は昨日のスーパーに買い物に行き、明日はホテルを出発する
ので荷物をまとめました。
明日はチェコとお別れして、オーストリアのウィーンに向かいます。
続く
海外への出張となりすと、現地での足の確保など合間に観光は難しいと想像します。
小生の知人もアメリカに長期出張の際、ニューヨークへ観光に行きましたが現地の日本人スタッフの協力がないと難しかったみたいな事を言ってましたから。
今回の旅行でドイツ単独でも行って見たい気分になりました。
写真の腕前よりも、最近のスマホ(iPhone)のカメラの性能には驚きます。
旧型の小生のカメラでもよく写りますが、妻の持つ新型モデルは更に上の性能です。
神戸も東北も復興にスピードが求められましたから、ドイツとは事情が大きく異なりますね~。
そうですね、日本にも古い街並みを大事に保存している地区がありますね。そういった場所に行くと何か「ホッ」とした気分になる自分に気が付くこともあります。
私も子供の頃に遊んだり通学した場所の風景をふと思い出すことがああります。
チャンスがあり久しぶりにその場所へ行って見ると町が大きく変わっていて、がっかりした事も。
仕方がない事ではありますが、思い出は大事にしまっておく方が良いのだと感じた事があります。
私も少しだけ年をとったのでしょうか(笑
洋食とビールばかりでしたが、不思議と日本食、日本酒、恋しくなりませんでした。
タイに行った時は、2日でノックアウトでしたが・・・。
君主の行列、陶磁器と聞いた時は驚きました、実際に見ると圧巻です。
トラムのカラーリング、確かに近鉄特急に似てますね~。
確かに、新しもく作るよりも時間とお金に加えて労力もかかる方をあえて選択。
歴史のある街を大切にしているドイツ人魂を(勝手に)感じた気がします。
観光をしたことが無い・・・。
お決まりの城や教会が素敵ですね~。いいなぁ。
そうそう、ヨーロッパの食事も肉が中心ですよね。
胸やけしてしまうんです(^^;)。
どのショットもピントは無論構図が素晴らしいです。
ごく自然な雰囲気の感じがある観光、食事、ショッピングですが、
言葉の方も不自由ありませんでしたか?
復興の言葉を聞けばはやこまさんならきっと東北、
関西の我々は神戸を思い出しますね。
歴史的建造物・当時の街並みを”形”として残す事に加え、建物や街が見てき
た”歴史”の両方を残すことに成功しています。
破壊された建物をすべて壊して、一から新しい建物・街に作り変えてしまう
再建方法とは大きく異なります。」
なるほど!
わが国でも、旧街道沿いの街並みを大事に保存して、人々の関心を
集めているところがありますが、破壊するばかりでなく、大事に保存したり
再建することも大切だと思いますね。
この年になると、復元や再現は全く不可能なのはわかっていますが、
小学校に通っていた時のポプラ並木のトンネルや道路わきの自分の
背の高さを超える牧草の中を歩いた時の光景が、時々夢に出てきます。
年を取ったとつくづく感じます。(笑い)
町並みの保存の話とは違う話になってしまいました。すいません。
「君主の行列」すごいですね~
陶磁器で100メートルなんてなかなか見れないのでは。
そろそろお茶漬けでも食べたくなりそうかな?
黄色のトラムが一瞬近鉄特急に見えました。マジで?って大きく拡大して確認しました(^^;;
東ドイツの町を復元して復興させたなんて凄いことですネ。新しく作った方が期間もお金もかからないでしょう。ソレをワザワザ復元するのですから愛された街並みだったのでしょうネ。そして歴史的価値も高かったのでしょう。
ウィーンでは合唱団と交流されましたか?続きを楽しみにしてます(^^)