旅の二日目の朝、不思議に時差ボケと身体の疲れはほとんどなく、
すっきりと目が覚めた。
到着時は暗かった窓の外も、明るくなるにつれ風景がはっきり見
えてきた。
と、同時に「私は今間違いなくハンガリー国・ブダペストにいるのだ」
とあらためて実感。
窓の左手の先に見えるトンガリ屋根は王宮らしい。
また、真下にはトラムの線路、まだ5:00を過ぎたばかりなのに、町はもう動い
ている。
又、その奥には機関車やトラムとは異なる車両が見える、市内観光の出発まで時間
があるので後で行ってみることにしよう。
宿泊先は「HOTEL BDAPEST」
共産主義時代に建てられた古いホテルで円柱形の建物。
部屋や廊下は「良く言えば少しレトロな感じ」。
まずは朝食。
ハム・ソーセージ、チーズは種類が多く、メチャクチャ美味しい。
朝食を終え、出発時間まで周囲を散策。道路とトラムの線路を渡り、
車両のある場所へ行って見る。
そこにはこじんまりとした駅と車両基地がありました。
しかも線路や車輪の真ん中に歯車がある日本では数少ない「アプト式鉄道」。
調べたらここ、ヴァーロシュマヨル(Varosmajor)駅とセーチェニ・ヘジュ
(Szechenyi-hegy)駅を結ぶ登山鉄道でした。
構内にいる作業員風の男性に声をかけ「私は日本のレイルファン、写真を撮りたいのだが」
と片言の英語で話したところ、快く ”OK” を頂いた。
車庫の中にある車両の前で。
駅に列車が到着、自転車も一緒に乗れるみたいだ。
こちらはトラム。運転士は女性でした。
市内観光が始まる前から「トラム・登山鉄道に乗りて~~」と大興奮です(笑
集合時間となり、ブダペスト市内観光へ出発~~。
ブダ王宮の回廊「漁夫の砦」から。
ドナウ川の対岸がペスト地区、トンガリ屋根は国会議事堂。
同じ広場にある、ハンガリー初代国王、聖イシュトヴァーンの騎馬像。
マーチャーシュー教会
見晴らしのイイ場所からの風景。ドナウ川の左が宿泊ホテルや王宮のある”ブダ”地区、
右手が”ペスト”地区。
市街地にある英雄広場で。お前、英雄になったつもりか?(笑
ブダペスト観光を終え、市内からバスで高速道路を1時間と少し、世界遺産のホロック村へ。
途中の高速道路からの車窓、自動車部品メーカーBOSCHの工場。
ホロック村はとても小さな村。日本の白川郷や大内宿に例えられるそうです・・・感想は人それぞれ。
再びブダペスト(ペスト地区)でこの日の夕飯。
オレンジはパプリカソースのチキン(パプリカはハンガリーの名産)、白いのはガルシュカ
(小麦粉を練ったすいとんの様なもの)が添えてあります。
市内にはトラムの他、架線からの電気を動力にするトロリーバスも、日本国内ではまず見
ないです。
夕飯後は貸し切り船で「ドナウ川クルーズ」。
昼間「漁夫の砦」から見た景色を今度は川の上から。
国会議事堂
くさり橋
夕焼けがキレイです。
クルーズの後半、降船30分ほど前から天気が悪くなり急な豪雨に。
降船場所からバス乗り場までダッシュで走りましたがビショ濡れに。
クルーズ乗船前だったので夕飯の時はお酒を控えたので、ホテル近く
のコンビニで買ったビールを寝酒に。
買ったのは美味しいと聞いていた、チェコのPilsner Urquell(ピルスナーウルケル)。
その日はあっという間に爆睡だった様です。(続く)
私も帰国してからこの山岳鉄道を調べてみたら、終点から先には子供鉄道がある事を知りました。今度行ったら、トラム→山岳鉄道→子供鉄道、と、是非乗りつくしてみたい、と、夢見ています。
ホテルBUDAPESTOは老舗みたいですね、館内にはおそらく1970年代かと思われる、ホテルと一緒にレトロな車も写った写真が飾ってありました。何か映画のワンシーンをカットした雰囲気の写真でしたね、
ホロック村、到着した時はとても静かで人の気配がありませでしたが、観光客がいると察知した途端、おばあちゃん達の出店が出てたのには驚きました(笑
初日、最後で土砂降りの雨に合いましたが昼間は青い空の下に綺麗な街並みが一層映えて、どこに行ってもキョロキョロしながらテンション高めの観光になりました。
ハムとソーセージとチーズ、朝から「ビール飲みてぇー」になってしまいましたよー。
続編、まだ続きます。
旅初日の朝、日常から離れた異国の地での実感、ワクワク感が伝わってきます。
そしてツアーの時間外にいろいろ冒険!!
たくさんのスポットのご紹介、写真と共に、ありがとうございます。
楽しませてもらっています。
この特別な鉄道システム・アプト式、
さすが、目の付け所、加えて車庫まで行かれてしまうその情熱、
ほんとによかったですね。
作業員(風)の方も、日本の鉄道ファンのお願い、嬉しかった、というか誇らしかったのでは。
以前にTVで見たことを思い出しましたが、この上の駅からは
子供鉄道(正式名はわかりません)があって、山頂まで続いている
といった紹介の旅番組を見たような気がします。
両方とも乗ってみたいです。
トラムも昔ながらの情緒がありそうでいいな~~!!です。
都電に久しぶりの乗りたくなります!!
大平原を走って着いた(?)ホーロック村、きっと民芸品、伝統工芸品など
一生懸命作って、そして販売している
ハンガリーのおばあちゃんたちもいらっしゃったのでは、
などと日本の歴史村などから想いました。
国会議事堂も丘の上の教会、などなど、いずれも見事ですね。
国会議事堂はロンドンのビッグベンにも匹敵するような、
そんなふうにも思えます。
そして
Hotel Budapest!! ですか。
なんといってもその名前
歴史の重み、というか情緒がありますね~
映画のタイトルみたい、
と書いたところで
ほんとにその名をタイトルとした映画があったこと(数年前)を
思い出しました。
もっともその内容は、実際のホテルとはほとんど関係なかったようですが。
それと、ハンガリー出身で日本にお住いの
数学者+大道芸人
のピーター・〇ランクルさんの通われた(数学教育で有名な)高校が
このホテルの裏手にあった
といったことを聞いたこととがある、なんて思いだしました。
ハンガリー編その2、続きをとっても楽しみにしています。
国会議事堂もいいですねぇ。
それにお天気がバッチリ晴れて素晴らしい。
そうそう、ヨーロッパの朝食は
パン、ハム・ソーセージ、チーズが素晴らしくおいしい。
朝からバッチリ食べてしまいますね。
さすが鉄ちゃん。こういうところに目が行くのは趣味ならでは。
この先の旅記事が楽しみです。
アプト式鉄道、いまでは大井川鉄道の他、日本では絶滅危惧種的になりましたね。
トロリーバスも日本の都市部では全く見ませんが、ヨーロッパではまだ主流の交通手段みたいです。
この先に訪問した町でも見かけますので。
食事は全く飽きず、日本食が恋しくなる事はありませんでした、ビールのせいかな?(笑
そうですね、日本であれば、安全管理や規則遵守を理由にまず見せてくれないでしょうね。
車庫はホームに隣接していた事も快諾された理由かも知れません。
車体幅が広いのはチャリンコOKだからではないでしょうか。
それと、写真のトラムの女性運転士、サングラスをかけとても美人でしたよ(笑
ヨーロッパで迎えた初めての目覚め、窓から見る景色はとても感動的でした。
しかも、窓の外を見るとトラムは走るは、何やら別の車両はあるわで、朝からソワソワして。
ホロック村は世界遺産ですが、この日はとても静かな感じでした。
ブダ・ペストですか。行ったことはありませんが、昔読んだ宮本輝氏のドナウの旅人の舞台の1つで行ってみたいと思ってました。お陰様で行けた気分になれました。
アプト式と言えば箱根登山鉄道ですネ。
トロリーバスは見たこと有りません。でも父母が若い頃に走ってたそうです。日本ではよく架線からアームが外れて動けなくなってたそうです。
食事が美味しいのが良いですネ。良い旅が続きそうですネ(^^)
写真のどこを取っても絵葉書の世界ですねえ。
車庫まで入って見させてくれるのなんてテッチャンの本領発揮。
多分日本じゃ難しいでしょうな。
紹介のアプト式鉄道ですが幅が日本の電車より広い気がしますが、
ヨーロッパ人の体型に合わせて規格が違うのでしょうか?
正解はハンガリーでしたか、自分はたぶんまだ行ったことない国だと思います。
異国情緒たっぷりの部屋からの眺め、いいですね~
ホロック村は確かに白川郷と似た感じがあります、写真見た時
アレ?日本みたいと感じました。
さて次の展開はどうなるんでしょう楽しみです。