絶滅危惧種のタマノカンアオイの記事が朝日新聞(2020年2月13日)に掲載されていたのでご紹介します。
紫色の花がタマノカンアオイの花で直径は3~4cmぐらい。
花の姿は世界一大きな花と言われているラフレシアに似ています。
記事の内容はタマノカンアオイの花粉の運び屋の話です。
キノコバエというハエが、タマノカンアオイの花のにおいをきのこと勘違いして
花に来て、体に花粉をつけて飛ぶことで受粉するらしいです。
1988年に首都大学の菅原先生が報告。
カンアオイは日本に50種類ぐらいあるが運び屋がわかっているのはタマノカンアオイだけ。
このタマノカンアオイは絶滅危惧種ですが
東京農業大学や里山ボランティアのみなさんの里山管理活動のおかげで
早野聖地公園内でもタマノカンアオイを見られるようになりました。
▼朝日新聞(2020年2月13日)
今日も早野の里山をブラぶらに来てくれてありがとうございます。
タマノカンアオイを見て、受粉のことなど考えもしませんでしたが、こういう視点で植物をみる人がいるわけですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます