麻生区・早野の里山をブラぶら

いまでも貴重な里山環境が残る、麻生区早野地区の魅力・最新情報等を紹介します。時間がありましたら是非訪れてみてください。

2024年早野カレンダー&どんど焼きはユーラシア大陸共有の民衆文化行事 !?

2024-01-12 15:32:41 | 四季・風景

今年も早野カレンダーを作成しました。

表紙は昨年2月に見たきれいな飛行機雲です。

1月はどんど焼きです。五穀豊穣、無病息災、家内安全等を祈りました。

さて、このどんど焼きですが、先日、ツイッターで

『どんど焼きはユーラシア大陸共有の民衆文化行事 であることがわかった』という情報を得ました。

出典は、特定非営利活動法人 地域資料デジタル化研究会/デジタルアーカイブズ が実施している小正月行事「どんど焼き」の全国・国際調査集計報告【2024年(令和6年)版】によるものです。

特定非営利活動法人 地域資料デジタル化研究会/デジタルアーカイブズ のURL  


https://archive.digi-ken.org/koshogatu.html

HPの記載内容は次のとおりです。詳しく知りたい方はHPをご覧ください。

■どんど焼きは日本の国民行事であるばかりでなく、ユーラシア大陸共有の民衆文化行事 

 2014年にスタートした国際調査によって、どんど焼きなどの一連の小正月行事は、日本独自の民俗行事ではないことが判明しました。韓国、中国、インド、イランなどアジア、イタリア、英国、ロシア、スウェーデンなどヨーロッパの各地で、類似の民俗火祭り行事が行われていることが明らかになったのです。
 すなわち、本調査により、小正月行事「どんど焼き」は住民生活の基礎的な地域単位である「集落」を基盤とする日本の国民的行事であるばかりでなく、アジアから中東、欧州までの各地で、新年・新春を迎える火祭り行事として同じように行われていることが実地データにより確認できました。すなわち、どんど焼きとは「ユーラシア大陸共通の新年・新春を祝う民俗文化行事」であることが分かったのです。
 この調査結果は、これまでの国内の小正月行事に関する民俗文化研究の通説(どんど焼きは本来左義長であり、宮中で三毬杖を焼いた行事が起源である)を根本から覆すものとなりました。日本の山里に暮らす人々の祈りが、ユーラシア大陸各地の人々の祈りと、民族や国境の壁を超えて、直接つながっていたのです。全く予想外の驚くべき調査結果となりました。

コメント
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