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ソラノハテ・4人組社会人バンド「隼」のブログ

ジャンルにこだわらない自由奔放なオリジナル楽曲を演奏する “音のオモチャ箱!” 主な出没地は愛知県。

前回ライブで初披露!の3曲について

2009-08-21 12:49:37 | 噺(しゃべり)場
ギター・サトルです!写真は、前回の記事の通り、友人Uがライブ当日に撮って
くれた、「実物より○割増!」でカッコ良い?演奏中の写真です。撮影テクとラ
イティングで、サエないオジさんもここまで見れる状態になる、っていう好例で
しょうか?(笑)

ライブから約半月以上経ちましたが、来週24日には「ライブ後初」の全体練習
を行うなど、「隼」はちょっとずつ、また着実に新しい歩みを始めております!
そんな中、昨日たまたま時間ができたので、スタジオで3時間個人練習をしてき
ました。今回ライブでやらなかった曲、ホンッと~に!久しく弾いてなかったの
で、これらを「思い出す」ために、結構時間をかけて念入りにやっときました。

お~っと、これらの「先の話題」はさておき、前回のライブで「初披露!」とな
った3曲について、これにて「公開済み」となった事だし、簡単な「曲解説」を
しとかないといけないな~!以下、あくまでも「私の主観」に過ぎない事、あら
かじめご了承くださいまし!


「スクリュードライバー」

「隼ライブ開幕におけるお約束!」のインスト系ナンバー!ですね~。「タイト
ルに偽りナシ!」っていう、スピード感満載!な仕上がりだと思いますが、いか
がでしょうか?

ヒロタもインストを何作か書いてるだけあって、今回はデモの段階から「作り手
の明確な意図」がより一層伝わる内容となってました。

なので、デモを一回通しで聴いた時点で「自分はこの曲で何をすべきか」がすぐ
に見えてきました。その後は「自分の頭の中で鳴ってる」音をギター片手にチマ
チマ拾い、2日間くらいで「自分のパートはほぼ完成!」っていう程、サクsaku
進める事ができました!「初合わせ」以降も、若干尺を長くした以外、自分のパ
ートについては一切変更ナシ!です。

所謂「キメ」の箇所以外は、今まで以上に「どうだ~?こんだけ時間やるから、
好きなリードを弾いてみな!」っていう「ヒロタからの挑戦状」(笑)と受け取
り、思いつくメロディを精一杯(あくまで、自分のつたないテクの範囲内で、で
すが・・・)詰め込んどきました!

特にラストに向かっていく箇所については、「おぃおぃ、いくらなんでも長くね?」
とか、若干弱音を吐きそうになったものの、尺が長いだけに、緩急のついたリー
ドに仕上がったと、大いに自己満足(?)しております!

また、終盤で他のパートが一旦止まって「ドラムだけ」になる箇所について、最
初はごくシンプルな「4カウント」だったのですが、私がケンに「こういう感じ
で叩いてくんない?」と口ドラム(笑)で頼んだところ、数万倍カッコ良いフィ
ルを入れてくれました!実は、ここがこの曲イチバンの「聴きどころ」かも知れ
ません!


「singer in the dark」

これまた「ヒロタ節」満載の好ナンバーですな!ただ、こちらについてはデモの
段階で「弾き語り曲」としてすでに完成してる感があり、先述の「スクリュー~」
とは「真逆」に、「俺はこの曲でいったい何を弾いたらイイんだ~?!」って、
結構頭を抱えてしまいました・・・。

こうして煮詰まった時は、焦ってギターを抱えて作業し始めると却ってダメで、
ひたすらリピート再生してイメージが「降りてくる」のを待ちます・・・。

そして浮かんだイメージは・・・「西部劇」でした!

それだけだと、「何の事やらサッパリわからん」って感じですが、この曲が持つ
「寂寥感、孤独感」を「荒涼とした大地に、一人馬に乗り次の街へ進む男の姿」
に結びつけ、そのコンセプトが思いついた途端、イッキにアレンジ完了!と相成
ったのでした。

作者ヒロタには「ハァ?!」とか言われそうですが、だって歌詞ももらってなか
ったんだもん!(苦笑)。でも、こういった時にはむしろ、歌詞の内容にも囚わ
れず、ただただ「音」が持つイメージを自分なりに(勝手に?)解釈して、進め
た方が上手く行くモンなんですよね~。

と、言う訳で、イントロはモロに「馬に乗って荒野を進む」感じの、音数抑えた
フレージングにしてみました。イントロも、本当はヒロタの小粋なフレーズで始
まって→バンド全体入る、って流れなのですが、ライブではヒロタのギターの弦
切れトラブルのため、再現できず、私としても本当に残念!次回ライブでは必ず
「完全版」をお届けしたい!と思っております。

で、歌のバックはボーカルラインを活かすべく、いたってシンプルに、同じパタ
ーンのアルペジオを繰り返すのみ。逆に「決め」のリフは思い切り激しく、ギタ
ーの弦が切れんばかりに(ホントに切れたら困るケド 苦笑)、激しく叩きつけ
る感じで。

あと、「間奏」に相当する部分が、イントロと同じコード進行の繰り返しだった
ので、「ココはギターソロにした方が良いのかな?」と結構迷ったのですが、自
分で考えたイントロフレーズがかなり気に入ってたので(コラコラ)、あえてそ
のままに。たまには思い切って、コレくらいシンプルなのもアリかな?と結果オ
ーライとなりました。

ラストはこれまた「弾きまくり」(あくまで、自分のつたない・・・以下省略)
となりました。ここのアレンジに限って言えば、「スクリュー」と同様、サクサ
クと、それこそ数分もしたら完了してしまいました。

あと、この曲はsakuのベースの「グルヴィーなウネり」が光ってます!それ
こそ「弾き語り」として完結してたこの曲にベースを入れるのはギター以上に
「至難の業」だったと思うのですが、こういうところで「プレイヤーとしての成
長」が垣間見えるのですね!


「ハートブレイカー」

この曲については、ほんと「二転三転!」って感じでした。歌詞は全面改訂する
わ、リズムアレンジも練習を重ねる毎に変わっていくわ、ってな感じの、「困っ
たちゃん」な一曲でした。

ただ、「誰かが作った骨組みに、メンバーみんなで肉付けしていく」という意味
において、真に「バンドらしい仕上げ方」ができた、記念すべき一曲でもありま
す。

当初は、サトル好みのいたってシンプルな「王道ハードロック」な一曲だったの
ですが、Aメロの歌をラップ調に変えるわ、サビのバックにワウギター入れるわ、
とどんどんエスカレートしていき、毎回の練習で「次は何をやってやろうか?!」
と全員が全員「虎視眈々」と狙ってる感じで、楽しみながら仕上げる事ができま
した!

この曲については、イイ意味で「曲が、作った人の手を離れて(自分弾いてるん
で完全には離れてないッスけどね)、一人歩きした」って気がします。これこそ
「三人寄れば(ウチは四人だけど)文殊の知恵」と言いますか、まさに「バンド
ならでは」の醍醐味ですね!


以上、前回ライブ「初披露!」3曲の解説でした!実際にライブでお聴きになら
れた方、いかがでしたでしょうか?また残念ながら来られなかった方は、これか
ら先のライブを楽しみにされつつ、今しばらくお待ちください!