ちいちゃい頃、
お父さんもお母さんどっちが好き？
って聞かれたら、
どっちも！！
ってゆってた子だった。
だけど、小学校中学年くらいから、父親がだいきらいになった。
父親は、母親と喧嘩したり、浮気したり、浮気した相手に母名義のカードでプレゼント贈ったり、競馬行きまくったり、わたしに暴力ふるったり、暴言吐いたり、キレたり、働かなかったり、借金しまくったりと、散々好き勝手してきてた。
そんな父親が直腸がんになった。
母からかな・・聞いた時には驚いた。
今後は自分でうんちできなくなるから、一生パウチ生活になるって聞いた。
だいっきらいだけど、でも、やっぱり父親だから、病気なんかなられたら、どうにもかわいそうみたいな気持ちになった。
もしかしたら、体が弱って病院にいたら、働きながらも、入院中ずっとお世話し続ける母親を見て、今までのこと反省して、変わって帰ってきてくれるかもしれない。
巷のお父さんみたいなお父さんになって帰ってきてくれるかもしれない。
そんなこと思った。
でも、退院して帰ったきた父親は、今まで以上に働く気もなくして働かなくなり、お前の学費なんか払わないと言ったり、度々、女の人のところへ行っておうちに帰らない日が増えてしまった。
ああ、人って、そんな簡単には変われないんだなって思った。
なんだかんだゆっても、親は子供を愛すもんだと思ってたけど、親子だから絶対に・・なんてことはないんだなって思った。
親ですらこんななら、他人なんてますます・・人って信じられないなって思った。
この書いた部分だけがきっかけでなく、積み重ねとかもあるけど、
ひん曲がった事件簿。
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