最初に、予備機へのserver環境構築。
インストール直後にやることはいろいろある。
タイムゾーンの設定、日本語環境の設定、各種パッケージのインストールなど。
ファイルサーバーsamba
Webサーバー apache
データベースサーバー MySQL 及び phpMyAdmin
DNSサーバー
メールサーバー Postfix(送信専用)
結構な手間である。従って、万一の時に迅速に復旧できるかが大切である。
さて、ここで失敗に気付く。本稼働機と予備機でファイルを共有できるように、shareフォルダーを通して
行うのだが、同じshareでは区別がつきにくいので、予備機の方は公開名を変更した。
/etc/samba/smb.conf
に共有名を設定。仮に yobiboxとでもしておく。これで本稼働機のshareと区別できる。
そこまでは良かったが、本稼働機と同じ環境ということしか頭になくて肝心のサーバー名も同じにして
しまっていた。ネットワーク上では最初に認識されたものしか正しく認識されない。
予備機のhostnameを変更するが、何故か2回目の再起動で元に戻ってしまう。
1回目の再起動後に
/etc/hostname
を確認すると、既にこの時点で元に戻っている。
web上には
/etc/hosts
の変更も行うような記載がみられるが、どうもこちらは関係ないようだ。(もともと変更していない)
さらに調べると、以下のようにすることで解決することが分かった。
/etc/cloud/cloud.cfg の
preserve_hostname: false
となっている行を
preserve_hostname: true
に変更すると、再起動後に
/etc/hostname
が書き変わることはなくなった。
予備機の環境が整うまでも、何度か電源は落ち、とうとうもともとの不具合であった液晶画面は
何も表示されなくなった。テレビに接続して操作することもしばしば。移動やら配線など何とも大変である。
まあ、再起動してしまえばあとはSSHクライアントから操作できるのでなんとか我慢する。
復旧の手順確認まで頑張って動いてくれるよう祈るばかり。
本題のバックアップと復元は次回からとする。
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