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あたたかい。実にあたたかい。
春です。春なのです。
ふと土手を見ると、つくしのぼうや。
春の到来と生命力を感じ、なんだか少し胸がときめきました。
さて
「カッコウの卵は誰のもの」(東野圭吾)
読了。
Amazonレビューが散々だったので
期待せずに読み始めました。
が
サクサク読めておもしろかった。
確かに軽い分、物足りなさや細部の描写が十分じゃない点もあったかも
だけど
星4つ。
「カッコウっていう鳥は、ほかの種類の鳥の巣に自分の卵を産むそうだ。モズとかホオジロとかのさ。そうして、雛を育てさせる。知ってるかい?」
「才能の遺伝ってのはさ、いわばカッコウの卵みたいなもんだと思う。本人の知らないうちに、こっそりと潜まされているわけだ。………俺があいつの血にそういうカッコウの卵を置いたからなんだよ。それを本人がありがたがるかどうかはわからない」
東野圭吾は読みやすくて好き。