7月21日(日)朝から青空が広がる中、「あこがれの雲上ルート!天空の花園へ行く 裏岩手縦走路」を開催しました。
風もなく、降り注ぐ眩しいくらいの日射しを避け、日陰で開会式と準備運動を済ませて出発です。
どんな景色、どんな花たちに逢えるのか楽しみです。
立ち枯れのオオシラビソの上でモズがお見送り。
行ってきまーす。
畚岳を見ながら登山道を進みます。
雲海に浮かぶ岩手山。
所々、オオシラビソをくぐりながら進んでいると、ツガノマンネンタケらしきキノコを発見!
枯れたオオシラビソに、可愛らしいコケが・・・
ギンリョウソウが白く輝いています。
畚岳の裏側。
ん? 裏側で良いのか?
こっちから見たら、こっちが表だよなぁ・・・
時々現れる沼の景色も素敵ですね。
青空と白い雲。
あっちい・・・
ノウゴイチゴの実が熟していました。
諸檜岳到着。
例によって、既に汗だくのくどーさん。
最初の進退確認で、引き返す方に一番に手を上げましたが受け入れてもらえませんでした・・・
参加者の皆さんに、色々といじられてしまうくどーさん・・・
そんなくどーさんを尻目に、前の班は出発です。
クルマユリのオレンジ色が鮮やかですね。
リンネソウが辛うじて残っていました。
下見の後・・・
あべさん「リンネソウのリンネって、輪廻転生の輪廻か?」
くどーさん「あー、うん、そうなんでない?」
あべさん「ちがった、リンネさんって人の名前だ」
くどーさん「あー、そうそう、それそれ」
毎年恒例の会話となりましたー。
っていうか、くどーさんのテキトーな返し・・・
石沼は下見の時より水位が下がっていました。
そして標柱にクマのいたずら。
前諸檜到着。
シャジンソウが花盛り。
足を止め、暫し景色を堪能。
先ほどまで眼下に見えていた雲海が、風に流れて迫ってきました。
汗をかきながら歩いてきたので、風がとても涼しいです。
風にゆらゆら、タカネアオヤギソウ。
ちょぴりグロテスク?なハチマンタイアザミ。
嶮岨森のピークまで、あと少しです。
この岩肌が嶮岨森の魅力・・・
と思うのは私だけ?
嶮岨森到着。
まず休め。
標柱は、日よけのハンカチを頭にのせています。
目指す大深山荘は霧の中。
たどり着かないと、お昼が食べられないの・・・
せっかく登ったのに、一回下らないといけないの・・・
うーーー
ちょっと気の早いエゾオヤマリンドウも。
ベニバナイチゴも熟してました。
大深山荘到着。
日曜日という事もあって、登山客で賑わっていました。
何食べてんのー?
お昼を済ませたら、いよいよ本日のメインの大深湿原へ。
ニッコウキスゲの黄色が見えています。
歓声とどよめきが起こるほど綺麗でしたよ。
可愛らしいウサギギクが花盛り。
ニッコウキスゲも最盛期。
小さなイワショウブが可憐に咲いています。
綺麗な花に、自然と笑顔に。
シナノキンバイの黄色が鮮やか。
ヨツバシオガマも、まだまだ楽しめます。
風に吹かれるチングルマの穂。
エゾツツジは、丈は控え目ながら、花色が鮮やかに緑の中に浮かび上がります。
モミジカラマツとニッコウキスゲのコラボ。
モミジカラマツが咲く道を進みます。
次の湿原でもニッコウキスゲが咲き乱れていました。
まだ蕾も沢山残っていたので、もう暫く花を楽しむ事が出来そうです。
名残惜しいですが、湿原の花たちに別れを告げて松川温泉へ向かいましょう。
長倉の水場まで下りてきました。
一気に水場まで来ましたが、決して省略した訳ではありません。
決してブログが長くなるから省略した訳ではありません!
サンカヨウの実も大きくなり、紫色に変わり始めています。
笹の下にひっそりとショウキラン。
丸森川まできました。
松川温泉まで、あと1.7キロ。
意外と長い・・・
ゴール!松川温泉到着です。
お疲れ様でした。
くどーさんは、既に背中に汗疹ができて痒くなってます・・・
今回のイベントは、眺めの良い稜線を歩くコース。
お天気に恵まれ、稜線からの眺望を楽しむ事もできました。
ちょっと暑すぎたかな・・・
おかげで、しっかりと日にも焼けました。
これからの山行は、日焼け対策も必要ですね。
最高の状態のニッコウキスゲをはじめとする、湿原の花たちにも逢うことができて良かったです。
行程が長く大変な分、あの景色に出逢えたことが嬉しくおもわれます。
また、来年もいきたいな。
くどう
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます