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大事なことは(大体)手塚マンガから学んだ

はっちのカルチャー日記。
大好きな手塚治虫先生関連多めです。

※ネタバレあり

映画化された「METROPOLIS」を観ました♪

2018-04-29 22:18:12 | 本・マンガ



前の記事で紹介した「メトロポリス」の映画版を急に観たいを思いDVDをゲットしました!



名倉さんの描いたイラストを見て惹かれたのです…!




感想を一言で言うと「期待しすぎた」笑
メトロポリスの街(の描写)が主役だからか、ストーリーやキャラクターはそれに負けてしまった感じ。スターシステム総動員の豪華キャストだったのに…


ケンイチを慕うティマや、育ててくれたレッド公を本当の父親のように想っているロックをを登場させることで 誰かに対する愛情も描いているのだろうけど、それもなんだか中途半端な印象。愛をテーマにするともっと深いドラマになると思うのは私だけ…?


ポスターになったイラストを見て てっきりティマとケンイチのラブロマンスもあるのでは⁉︎と思ってたのですが、これも違った。ティマが「親は…ケンイチ」といった時にはもうガックリしちまいました(笑)



とまあずいぶんディスってしまい申し訳ないのですが、期待しすぎてちょっと物足りなかったです。せっかく原作やアトムの話などが使われて手塚ワールドに忠実に作られただろうに残念。



とはいえレトロな未来都市の世界観は私好みなので、動くポスターを観る気持ちでずっと流してます。だんだんクセになってきた(笑)

【手塚マンガレポ】もうひとりのアトムの物語!「メトロポリス」

2018-04-28 08:25:22 | 本・マンガ




最近手塚先生の初期作品に凝っており…笑
今回は初期SF三部作 2番目の「メトロポリス」です!




前回と同じ写真だわ(笑)


人工細胞を研究していたロートン博士は、悪人レッド公の命令で人造人間ミッチィをつくります。
レッド公の企みを知ったロートン博士は家を放火しミッチィを連れて逃げますが、とうとう見つかり殺されてしまいます。

レッド公を追うヒゲオヤジやケン一くんは ミッチィを守ろうとしますが、自分が家族のいない人造人間だと知ったミッチィは人間に復讐を始めるのでした。


個人的な感想ですが、初期作品のなかではかなり読みやすいです。他の作品はコマ割りがけっこう大まかで、現代のマンガを読み慣れていると少々単調かなと感じますが(もちろんその中にドラマはたっぷりと盛り込まれています^^)「メトロポリス」はテンポも良く一気に読みたくなります!手塚先生の初期作品入門に最適(?)です笑



男にも女にもなれる人造人間のミッチィは「鉄腕アトム」のアトムや「リボンの騎士」サファイアのモデルにもなっており、手塚キャラでも重要な存在といわれています!

十万馬力や空を飛べる能力を持ち、家族と幸せに暮らすことを望んでいるなど アトムとの共通点はありますが、人間を守るアトムと違いミッチィは人間を憎んでしまいます。アトムを読んだり観たことのある方はぜひ読み比べを!


また「メトロポリス」は2001年に映画化もされており、昨夜私の元へDVDが届いたぁ!!
またレポさせていただきます^^



【手塚マンガ読破レポ】ロストワールド

2018-04-23 09:22:16 | 本・マンガ




手塚治虫先生のマンガ(以下、手塚マンガ)が大好きな私が手塚マンガ愛をひっそり語ります笑


初めてのレポは手塚先生の初期SF三部作の一本目「ロストワールド」です!

読みかけ…笑


地球とよく似たママンゴ星が接近し、エネルギー石を手に入れるために敷島博士たちはロケットに乗ってママンゴ星に出発するお話です。エネルギー石を狙う陰謀団の登場で思わぬ展開に…

敷島博士と書きましたが、手塚作品の看板スターである私立探偵 ヒゲオヤジの活躍が見どころなので個人的には今の読者層からしてマニア向けではないかと思います。笑


うまく説明できないので好きなセリフを書いておきます(もうテキトーw)






「ね 人間の世界ってものは冒険と驚きでいっぱいなんですよ」


「あたし ひとにとっていちばんたのしい うれしい心が何かってことがわかったような気がしますわ」


敷島博士(ケン一くん)と植物人間 あやめさんの交わした会話より。
楽しくて嬉しくなるということがどんなに素晴らしいか改めて気づかせてもらいました。


会社と家の往復で味気ない生活だと思っていましたが、日々のルーティンからさえも驚きや喜びに満ちた冒険を見いだすことはできるんですね。
楽しい、嬉しいという心を逃さないように過ごしていきたいと思います。


敷島博士とあやめさん、久しぶりに満足する絵が描けた♪