さようなら・ありがとさん2012年、ぴよあじファミリー激動の年

この記事、２０１３年になってからバックデートでアップしてます。
なぜなら、書きかけで終わったからです。（年越えちゃった）
だからはずかしいのでこっそりアップ。
書きかけだけど、ちゃんと書き終える気もないのでこのまんま
僕の記念アップみたいなもの、皆さん無視してねー


２０１２年も残すところあと少し。
振り返ればこの一年、本当にいろいろありました。

この一年、といって締めくくろうにも
ぴよあじ家は２０１１年から切ろうとしても切れない
「いろいろ」がありました（みんなそうかも）

２０１１年の大地震・大津波。原発事故
誰もが「日本はだめだ」とあきらめたのではないでしょうか。
妻の実家、親戚が福島のため、今でも大変ですが
当時はもっと大変。、ダイレクトに被災に見舞われたわけではないので
そこが唯一の救いでしたが・・・
やはり原発が福島の未来を奪った感は否めません。

震災から原発にはみなそれぞれ複雑な思いが交錯していることでしょう。
この変の話はヘビーすぎるし、ちょっと区切っていきますか。

２０１１年は妻が娘を身ごもる。
その時点では３人家族だったんですよね。不思議だ。命って。

ぴよ息子も「一人っ子」を桜花してたっけな。

お兄ちゃんになるってつらいよな♪
おもちゃひとつとってもどうしたらいいかわからんよなｗ

わかるぞ、ぴよ息子！

娘が誕生するその直前は、
妻の切迫流産に恐れる毎日。
２０１１年後半からずーっと、こわかったなー

そんでそれと同時に始まった
ぴよあじ（僕）の海外赴任準備。
設計から営業に修行へ。
通勤も我が家から遠い東京本社。
息子を保育所に送り迎えしながら
がんばったよ。いや、後半は妻がやってたな。
切迫流産の危険かかえてたのに。

ほんと、いろいろあったよ。

そして１月。待っていたよ！
ぴよぴよ！
娘が誕生。切迫流産なんのその！
予定より遅れて誕生する、「真のヒーローは遅れて登場・・・」
あ、女の子か（笑）

でも、よかったーｗ

妻の無事出産を確認できたとともに加速する
僕の海外赴任への準備。

もう、なにが起きたのかさっぱり記憶してない。

あっという間の4月
息子の成長を、娘の顔を、妻と、
家族で過ごすそのやわらかい時間を
しっかり記憶に止めるように3ヶ月をすごした。

そして4/27、僕はアメリカへ。

これからという家族が離れ離れに暮らす寂しさと苦労。
最初の2ヶ月、きつかった
何度心折れそうになったか。

今でもタイミングによって心折れそうになるときがある。
息子がスカイプに出たくないと言い出したあの時もきつかった。
きっかけは、日本の出張。
それがあって
1週間だったが、正直家族に会えたのは1日だけ。
息子はものすごく喜んでた。

けど、一瞬でアメリカにとんぼ返りしたもんだから
「パパきらい」といって、スカイプにも応じてくれなくなった。
痛いくらい息子の気持ちがわかって
僕もつらかった。

こんな思いをするくらいなら
最初から息子を公園につれていったり、おもちゃで一緒にあそんだり
ぜーんぶやらないで距離をとっておけばよかった・・・のか？とか
間違ったふらついた考えが頭の中で渦巻く。
いや、ちがうだろう。
海外赴任なんか断ってしまえばよかった・・・
また、これも間違っている。

とにかくつらかった。
心のバランスを保つことは、簡単じゃない。

心は荒れる。荒れると消費に走る。
お金が尽きる。仕事するしかなくなる。
ご飯食べない。また給料手にする、今度は食べ過ぎる。
仕事終わらない、体重が増える。眠れない毎日。
なんというか。いろんなことが、そう、たとえるなら
日本にいたら10年でおきるだろう出来事が
数ヶ月で経験させられる感じ。そして過ぎていく。

そのかわり、一日一日、ホントに毎日ちょっとを突破できるかが
真剣勝負で・・・それを、一個ずつくぐり抜けると・・・
果たして。
そう、僕は少し強くなっていったみたいだ。
ふと冷静に家族を見やると。。。。
妻も、息子も、娘も。
（これを書いていて涙が出てしまってるが・・・）
みんな強くたくましくなっている。

同じ場所で、ゆっくりと生活していければ
それが最高なのだけど
この激動の時代にそれを望めるのもわずかな人だけだろう。
（海外赴任といえど薄利の自分は家族大移動は果たせなかった）

僕ら潮流に身を任せるしかずべを持たない一般人は
せめて変化の中にあって変わらない安定を見つけるくらいしかできない
と、思う。
こんなとき本当に大切なのが
家族でいえば、それこそ「絆」なのだろう。

男は働かなきゃいけない。
これは、現代において死語かもしれないが
僕はそうおもう。
働くということは家族に会えない（少なくとも時間が削られる）ということだ。
子供に「嫌い」といわれたり、
娘に「なに？このおじさん」みたいな感じでおお泣きされたり
そんな悲しいことがあっても働くわけで、
けど、父親の存在を忘れぬよう子供たちに教えてくれるのは妻。
重要な絆の架け橋。

ああ、そういえば、話それちゃうけど
今年の一文字「金」でくくったらしいけど。
（これはこれで良い。そういう一年だったわけで。）

ただ、願わくば、今年こそ、
いや、たぶん来年こそ「絆」ではないか？と思う。
（2連続でも3連続でも「絆」にしてほしかった。というわがまま）

２０１１年まさに復興の真っ只中のあの年に「絆」と
発表されたときには正直ドン引きした自分がいた。苦笑
２０１２年の「金」は？？だったけど・・・
五輪とか、生活保護とか・・・たしかにそうだけども。
もう、お金の話か？？ってなるよに。

何か起きた瞬間はみんな何かやるんだ。
けど、火事場を抜けた後の緩やかな修復期間にこそ
信念と行動が試される。

勉強も、仕事も、遊びだって、おなじ。

そのときどうしても、いや、必ず必要になるのが
仲間。
同志。
親友。
家族。

一文字もしかり、国の政策もしかり、
みんなあせりすぎだ。
早く日の目を見ようと。答えをだそうと。

のんびりしてたら間に合わなくなることもいっぱいある。
あせってやらなきゃ生き残れないことも。
わかる。
けどあせったらだめだ。

今これをしっかりやれば10年後はこうなって、その先はこんな未来がまっている
というビジョン（だけでいい。来なくても）を見据えて
ゆっくり前進することが大切だとおもう。
牛歩だ。

赤ちゃんが少年少女に成長するまでの過程を見ればよくわかる。
寝てばかりいた赤ちゃんは3年後には2本の足で立って走り回る。
泣くことでしか意思表示できなかった赤ちゃんは3年後には
嘘の技術も身につけて自己実現しようとする。
しかしそれは1日では成立しない。みんなやや2年かける。

０からスタートしても3年間でこれだけの能力を身に着けて使いこなすのだ。

世界もこれと変わらない。
大人も同じ。
成長できる。
実感がないだけ。

お金と物欲の飽和に麻痺してるのかもしれない。

すぐ目の前に、手元に、自身に
そう、大人になってきた自分と得てきた能力、
今も一寸先も生きているという自分の事実を忘れている。

あせるな。
僕自身もよく言い聞かせる。

やめ！しんみりするつもりはない！
うむ！
これ系の話は尽きなくなるので、ここまで。

話もどしまして、もどってないけど
我が家の激動、そう、今年、我が家を一文字でくくるなら
「飛」

ぴよあじのアメリカ赴任

娘の成長（飛行機のポーズも決めるよ！）


家族がアメリカまで逢いに来てくれた



ぴよあじの飛躍（希望的観測）

家族の飛躍

「飛」
だね。