4月22日(月)、CT検査を受けて来ました。
がんが転移していないかを調べる検査です。
1月4日にも胴体部のCTと胸のレントゲン検査を行ないました。
これもがんの転移があるかないかの検査だったはずです。
1月18日の診察でがんの転移はない事が告げられました。
とてもホッとしたことを覚えています。
今回はおよそ4ヶ月ぶりの同じ検査でしょう。
レントゲン検査はなくて、CT検査だけでした。
1月は胴体部でしたが、今回は膝から胸部までです。
全身と聞いていましたから、足の爪先から頭までかな、と思っていました。
脹脛や頭部にもがんの転移はあるかな、と思うのですけれどね。
こういう検査には、やっぱり不安感が伴うものですね。
5月1日(水)に検査の結果を聞くことになっています。
その日の「外来予約確認票」の説明に「腫瘍再診」と書かれています。
そんな見慣れない「腫瘍再診」という言葉にも不安を感じてしまいます。
以前にも言いましたが、僕は最悪の事態を予期して精神的動揺に対応しようとします。
そんな僕の基本姿勢もあるのですが、それ以外の理由もあります。
と言うのは、こうです。
これまで僕の脂肪肉腫に関しては、あまりにも順調に推移しています。
手術後の状態が信じられないほどに良すぎます。
普通に独りで生活できますし、登山もクライミングも出来るのです!
こんな状態はまったく予想していませんでした。
あまりにも幸運続きなので、どこかで必ず挫折や悲運があるはずと思ってしまいます。
なので、逆にあらぬ想像、妄想を巡らしてしまいます。
本当はがんがあらゆる箇所に転移しているのではないか?
本当はがんではなくて、(例えば)海綿状血管腫だったのではないか?
僕の手術を担当してくれた医師チームが口裏を合わせているのではないか?
様々空想、妄想して、これまでの幸運が嘘に違いないと、考えてしまうのです。
客観的に考えると、そんなことはないはずです。
4ヶ月前の検査でがんの転移は見つからなかったのですから、今回も大丈夫でしょう。
そうなると、再度数ヶ月後の検査までは、自由と安全が保障されたような気分ですね。
「俎板の鯉」気分で、5月1日まで待つしかありません。