シロクマのひとりごと

シングル環境のパーティ考察やポケモンの育成論

「ポケモンソード・シールド 」オニシズクモ育成論

2020-02-03 17:16:45 | 日記
〜あいさつ〜
@Pちゃん(クマさん)です!
初回ということで頑張っていきたいと思います!!
今回は宣言通りオニシズクモの育成論をあげていきたいと思います!
まずはオニシズクモというポケモンの説明から……。

〜オニシズクモの種族値〜
HP  68
攻撃  70
防御  92
特攻  50
特防  132
素早  42

オニシズクモは防御、特殊防御(以下特防)が高く他の種族値は標準〜標準以下のステータスです。

〜オニシズクモとは〜
オニシズクモは第7世代(サン・ムーン)から登場したポケモンでみず・むしの複合タイプを持っています。

珍しい複合タイプですが前作ではアメタマ、同期ではコソクムシとグソクムシャがこのタイプを持っています。

オニシズクモは固有特性の"すいほう"を持っており、ほのおタイプ技を半減、やけど無効、さらに水技の威力を2倍にするという盛り盛りのチート特性を所持しています。

今回はそんなオニシズクモの特性"すいほう"を生かした特殊型を紹介していきたいと思います。

〜なぜ特殊なのか?〜
オニシズクモは特殊種族値が50しかありませんがなぜ特殊アタッカーなのかを説明致します。

ソード・シールドのシーズン2までのシングル環境はミミッキュ、ドラパルト、ドリュウズ、アーマーガアを代表とした物理環境が基本となっています。

もちろんトゲキッスやリザードン等の特殊アタッカーは存在しますがこのポケモン達は選出の段階である程度の型の憶測がつきやすく対策ポケモンがあわされやすいのが弱点だと考えます。

実際オニシズクモは上記の種族値を見てわかる通り特攻より攻撃の方が種族値が高く、物理アタッカーで紹介される場合がほとんどです。

しかし、前述の通り現環境は物理アタッカーのポケモンが活躍しており総じて耐久ポケモンも防御へと努力値を寄せる傾向にあります。

特にアーマーガア、ブラッキー、バルジーナ、サニーゴ等の元々特防が標準以上のポケモンは役割破壊程度の攻撃では倒されにくく汎用性が高い回復技をもっていたり"ちからをすいとる"で我慢強く戦うことができるので物理アタッカーで突破するのは苦労していることと思います。

そこで、私が実際使用している役割破壊兼トリルメインアタッカーとしての特殊オニシズクモを紹介したいと思います。

〜持ち物・性格・努力値振り〜
持ち物:しんぴのしずく
ダイマックス時の火力上昇に繋がるのでしんぴのしずくを推奨します。

性格:ひかえめ
トリルエースの場合はれいせいのほうがいいと思いがちですがドサイドンや耐久ポケモンより早いのでトリルに依存しないひかえめのほうがいいと考えます。

努力値はHP252、特攻252、防御4
耐久面は元々の防御数値が高いのでHPのみ、火力は元々の数値が低いので全て振って大丈夫です。

実数値(全個体値31の理想個体を想定)
HP 175(252)
防御 113(4)
特攻 112(252)
特防 152
素早 62

上記の情報をふまえながら技構成とダメージ計算をおこないたいと思います!

〜技構成〜
ハイドロポンプ (ダイストリーム140)
ねっとう         (ダイストリーム130)
ギガドレイン    (ダイソウゲン130)
むしのさざめき (ダイワーム130)

火力は"すいほう"依存ですので水技を2種類用意しています。
火力重視の場合はハイドロポンプを命中重視または余裕がある時のねっとうを採用しています。
ここまでで皆さん種族値50のポケモンが本当にアタッカーになるのか大変疑問に思うと察しています…。
私も最初は半信半疑でしたが使うにつれてどんどん強さに確信が持てましたので紹介するに踏み切りました!
ぜひ後述のダメージ計算を見て下さい!
!注意!
下記より若干表記を変えています。
HP=H 攻撃=A 防御=B 
特攻=C 特防=D 素早=S

〜ダメージ計算(与ダメ)〜
通常時ハイドロポンプ
※しんぴのしずく込み

HB252特化きせきサニーゴ
93〜109(55.6%〜65.2%)

HB252特化アーマーガア
159〜187(77.5%〜91.2%)

HB252特化ブラッキー
111〜132(54.9%〜65.3%)

HB252特化カビゴン
129〜153(48.3%〜57.3%)

前述したほとんどのポケモンが2耐えができない火力です。

ダイストリーム(140)
※しんぴのしずく込み

HB252特化きせきサニーゴ
雨なし 118〜139(70.6%〜83.2%)
雨あり 177〜208(105.9%〜124.5%)

HB252特化アーマーガア
雨なし 202〜238(98.5%〜116%)
雨あり 303〜357(147.8%〜174.1%)

HB252特化ブラッキー
雨なし 142〜168(70.2%〜83.1%)
雨あり 213〜252(105.4%〜124.7%)

HB252特化カビゴン
雨なし 162〜192(60.6%〜71.9%)
雨あり 244〜288(91.3%〜107.8%)

HB252特化ナットレイ
雨なし 78〜92(43%〜50.8%)
雨あり 117〜138(64.6%〜76.2%)

HB252特化ドヒドイデ
雨なし 66〜78(42%〜49.6%)
雨あり 99〜117(63%〜74.5%)

H4振りダイマトゲキッス(HP322)
雨なし 157〜186(48.7%〜57.7%)
雨あり 237〜279(73.6%〜86.6%)

大体のポケモンはダイマックスすると押し勝てるぐらいの火力があります!
種族値50のポケモンの火力とは思えませんよね!笑
あとの技構成のダメ計も載せておきますがピンポイントの対策で採用しています。


ねっとう(ダイストリーム130)
※しんぴのしずく込み

D4ドリュウズ
284〜336(153.5%〜181.6%)

AC252ギルガルド
174〜205(128.8%〜151.8%)

D1下降パルシェン 
141〜166(112.8%〜132.8%)

ねっとうはタスキ持ちをワンチャン拾って倒しにいくための技です!


ギガドレイン(ダイソウゲン130)

HD252特化ヌオー 
通常時 100〜120(49.5%〜59.4%)
ダイ時 176〜208(87.1%〜102.9%)

H252トリトドン
通常時 128〜152(58.7%〜69.7%)
ダイ時 216〜256(99%〜117.4%)

HD252特化ガマゲロゲ
通常時 92〜112(43.3%〜52.8%)
ダイ時 160〜192(75.4%〜90.5%)

ギガドレインは水無効の特性をもつ水・地面タイプピンポイントの技です。
やっぱり火力がないです。
雨補正ありダイストリームの方が半減でも2倍弱点をつくよりダメージになります。


むしのさざめき(ダイワーム130)

耐久無振りサザンドラ
通常時 104〜126(62.2%〜75.4%)
ダイ時 152〜180(91.0%〜107.7%)

耐久無振りルンパッパ
通常時 96〜114(61.9%〜73.5%)
ダイ時 138〜164(89%〜105.8%)

水技以外のタイプ一致技で雨補正ありダイストリームより威力は落ちるものの水技を半減する上記のポケモンへの遂行速度を意識して採用しています。

ほかに採用できそうな技
・ミラーコート(ダイサイコ100)
仮想敵:ドヒドイデ、ロズレイド等
・れいとうビーム(ダイアイス130)
仮想敵:ドラパルト、サザンドラ等

〜ダメージ計算(被ダメ)〜
※オニシズクモは上記の努力値振り想定

特化バンギラスのダイロック(130)
通常時 206〜246(117.7%〜140.5%)
ダイ時 同上        (58.8%〜70.2%)

臆病特化トゲキッスのダイジェット(130)
通常時 168〜198(96%〜113.1%)
ダイ時 同上        (56%〜66.2%)
命たま 218〜257(62.2%〜73.4%)

陽気特化ギャラドスのダイジェット(130)
通常時 234〜276(133.7%〜157.7%)
ダイ時 同上        (66.8%〜78.8%)
命たま 299〜354(85.4%〜101.1%)

陽気特化ドラパルトのダイホロウ(130)
通常時 112〜133(64%〜76%)
ダイ時 同上        (32%〜38%)
B1↓  169〜199(48.2%〜56.8%)

上記の様に大体のメジャーポケモンの攻撃(弱点)をHPを振ってダイマックスすることで耐えることができます。
元々の耐久が優秀ですので当たり負けすることが少ないですし耐性もメジャーな技を半減にできますので一線級で戦えるポケモンだと思います。

〜あとがたり〜
いかがでしたでしょうか?

特殊オニシズクモは種族値からでは想像がつかない超火力が魅力的です。

使用感としてはアーマーガア等と対面した時てっぺきを使用されることが多いのでやはりオニシズクモは物理のイメージが強いのかなと思いました。

技レコードでハイドロポンプを習得したのも大きく、ダイストリームの威力が140×2(すいほう)×1.5(タイプ一致)×1.2(しずく)=504という計算になります。

2発目からは雨補正も加わりますので等倍で756という数値で叩き込めますので驚愕の火力を出せるというわけです。

ただ、素早さが遅くトリル前提の立ち回りを要求されますしダイマックスをしないと耐久面もそこまで信用できません。

相方としてはタスキブリムオンが汎用性が高く、いやしのねがいで疲弊したオニシズクモを回復させたりトリルターンを十分に回してあげたり小回りがきくのが優秀だと思います。

参考になれば嬉しい限りです!
長文となりましたがここまでのお付き合いありがとうございました🙇‍♂️
次はエース型オンバーンの育成論を紹介したいと思いますのでよろしくお願いします。

ではまた次の記事で!!ノシ

※不備や質問等がございましたらお気軽にコメントをお願い致します。時間がかかるかもしれませんが必ずご返信致します。

2020/02/03

2020-02-03 12:19:00 | 日記
初めまして!@Pちゃんと申します。
これからポケモン剣盾の対戦考察のプログをあげていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

私は第5世代(BW)環境からシングルのガチ対戦をはじめて8年間程頑張っているんですが前作のサンムーンで大分熱が下がっていました……。
しかし、今回の完全新作であるソード・シールドでは新要素が加わりめちゃくちゃ面白くなりましたので今では毎日プレイしています!!

この記事では主にソード・シールドシングル環境で活躍できそうなポケモンの育成論をメインに取り上げていきますので興味がある方はぜひ見て下さい!!
また、育成をしてみたいポケモンやどうやって使ったらいいのかわからないポケモンがいましたらコメントで教えてください!

第1回目の育成論はオニシズクモを予定してます。

毎週1〜2回程度の更新を目指して頑張りますのでよろしくお願い申し上げます!