~晴寿々月~

日本舞踊、着物、歌舞伎、気になることを徒然に…
奈良の芸妓さんに地唄舞を習ってます♪

もうすぐ ”ひなの会”

2008年06月03日 22時59分19秒 | 日舞関連(お稽古以外)
先日、ちらっと書きましたが、6/9(月)にお師匠さんがひらかれている「ひなの会」のお知らせの許可を頂きましたので、掲載します。

実は私のお師匠さんは、奈良の元林院の芸妓さんでもあります。

以下、お誘いでございます。
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    ひなの会よりおさそい

 五月の陽ざしを受け、新緑は一段と輝きを増し、あちらこちらにはあやめ・
つつじ・山吹と美しく咲き誇り、頬をなでる風のさわやかさに心もはずむ好季
節となってまいりました。
 お変わりなく御機嫌うるわしくお過しの御事と存じます。
 日ごろのご厚情・ご支援、御礼申し上げます。
 このたび、第三十回「ひなの会」をひらかせていただけるはこびとなりまし
た。こよなく奈良を愛し、移り行く四季をながめ、都の美しい自然の中で地唄
舞にこだわり、舞一筋の道を歩み続けさせていただけますこと無上の喜びと深
く感謝いたして居ります。
 また、坂本晴寿々菊の名取披露を一月二十七日家元様よりお許しいただきま
した。坂本晴寿々月共に皆様方よりのご批評仰げる機会へとお導きくださいま
すようお願いいたします。
 第三十回 定期舞「ひなの会」
 六月九日(月) 菊水楼本館に於て 夕方六時始め
 地唄舞「浮舟」でお目にかかります。

  秋暮れて 峯に焦がれしもみじ葉の 数ちる山の夕風に 浮かれて落つる滝川に
  すくいし勺に色とめし 末のちぎりもたがやさん
  こうしてさした盃の 受けし一種の里言葉 春咲く梅や藤なみの
  よるべのぬしにせかされてせいて気を浮舟のあだ枕

 解説
  紅葉が散り赤く色づいた滝川という秋の風景によそえて、客との逢瀬・酌み交わす
  盃など気持ちが浮かれる一方で、仮初めの契りにすぎないという廓の哀愁が漂って
  いる。
  「浮舟」との曲名が表わすとおり、全体に縁語・掛詞などが多用され、古雅な歌詞
  ならびに曲調である。
  同名の曲で組歌「浮舟」、京風手事物「新浮舟」が源氏物語「宇治十帖」の取材に対
  し、本曲は源氏物語からは離れている。


 ぜひ、ご参集くださいませ
 皆様を舞の一夜へとおさそいしたいと思って居ります。


                         坂本晴寿恵

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