おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

「悪い奴ほどよく眠る」黒澤明監督

2019-05-20 | おすすめ!
今日は入居中のBankART にて“あしおとでつながろう!プロジェクト”の定例会をおこないました。実はこれまで、メール連絡のみで定例会はしてこなかったのですが、顔を合わせて話すって大事ですね。
たくさんの方に持ち出しでのご協力をいただいているのですが、もっとプログラムで稼ぐようにならないと、無償で協力してくれている方々の日常を壊してしまうよね。
インスピレーションのみですすむおどるなつこの限界!常識的で有能な仲間にアイディアを問い、仕事を投げかけ、智恵を頂く......本当にありがとう!

さてさて。
何だかんだで気が散っていて、都内の郵便局ATMにお財布と名刺入れの入ったウエストポーチを置いて来てしまったようです。。。温泉の券が入っている!遺失物届けを出そうにも、田舎のここいら、どこの交番も無人です。いつから交番にお巡りさんがいなくなったのだろう?

黒澤監督の映画「悪い奴ほどよく眠る」


こちら、戦後15年の日本の警察や検察の志や、新聞社の記者魂が明らかになっている映画です。
庶民や公務員は法を守ろうとして葛藤していて、既得権益を得ている人々にのみ汚職がはびこる。それを暴こうと推量を重ねる記者団。

この映画の公開された1960年と2019年では、わずか59年一世代にも満たないのですが、法の遵守に関する意識がまるで変わってしまっているのがよくわかります。

黒澤監督の映画は三船ありきですねぇ。このタッグ、もぅもぅ素晴らしいなあ。
ハムレットの構造で、日本社会へ問題提起、やはり巨匠。

参りました!

どんなジャンルでも、古典の勉強が次なる表現を生むのだろう。

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