おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

GW後半に充電されたことがら

2007-05-09 | あしもとからの思索
今年のGWは2月の時点では結構ばんばん仕事が入って忙しいはずだったのに、物事を立ち上げるだけ立ち上げたとたんに、実際のお仕事がいくつかキャンセルになった。なんだかねえ、こういう巡り合わせってあるのですよね。私はいつも何かに火をつけてもらってから動き出すので、こんな時、『ああ、これはきっかけの役目だけだったのか~それにしてもなんともありがたい。』と思う。

という訳でGW後半戦は放電された肉体の充電につとめました。


山梨の黒森という集落にて。
やぎのおやこと、ニワトリ達と、じゃれ合って走り回る子犬達。畑仕事。収穫した野菜で整える夕食。
標高が高いためまだひと季節遅い山梨は桜が満開でした。



去年の夏の続き、小屋の床板を貼ってきました。詳しくはこちらのブログをみてね。
自分の日常が多趣味すぎるような気がしてしまうことがあるけれど、趣味じゃなくて、生活技術ですよ。建築も和裁も日舞も音楽も。身に付けばつくほどお金なくても生活していける仕組み!最近はまっているのは刃研ぎ。かんなの刃の出し方も以前大工さんに教えて頂いたので、おかげでうちの鰹節削り器は切れ味良くしゅこしゅこ削れます。だいたい”研ぎ”はじーっと肉体に集中できてよい時間です。オススメです。




鎌倉に帰ってきてある稽古会に参加。
これはねえ、ことばでの説明がむずかしいですが、習得を試みたのは
”腰抜けにならないコントロール”
”反復して見えるものの持続性の裏付け”
”表の表裏、裏の表裏”
“呼吸のひみつ”
など。
すごーく実感を持って体感できるのが、不思議に思える位、文字にするとわからないですね。
自分がかねがね思っていた疑問がするすると裏付けを得ておさまった。
私なりの方法に変換したら、いずれこっそりタップのクラスでお裾分けしますね~。

とくにこのGW明けに思うこととしては、

気はコップになみなみと満ちる液体のように実体のあるものである、どういう液体でその空間を満たすかということさえちゃんとやれたら、よい。

うむうむ。
精進しませう。

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